特集・連載
南極で迎えるミレニアム初日の出の結末!?……編集長がやるってよvol.9
「眉間にシアわせ!?」 世の中、眉間にシワを寄せてしまう出来事、ニュースが多いですが、日々のちょっとした幸せを取り上げ、人々の嫌なシワをひとつでもなくせるコラムになればと思い……嘘ぴょ~~~ん! そんなカッコつけたもんではなく、ただ単純にワタクシ編集長ナカムラの趣味、嗜好の中の失敗&幸せ談を勝手に書き連ねるコラムです。よって、多分、ほとんどの方が興味のない情報ばかりかも……すみません。 この記事は特集・連載「「眉間にシアわせ!?」」#09です。
さて2000年に初日の出を南極で迎えようと、大変な思いをして旅をした話の続きです(前回はvol.2とvol.6で紹介)。
vol.6でお伝えしたように、たった90分間だけ南極の端の端に上陸後、大晦日の夜となりました。南極にはホテルなんてないので、船に戻りパーティが盛大に開催。
まわりの乗客はほぼ全員がお金持ちの欧米人……パーティ慣れしている人ばかりなんです。ということで、ワタクシ以外は全員
タキシード♂ & カクテルドレス♀!
ドレスコードなんてなかったのに、彼らにとってはあたり前のコトなのか???
ちなみにワタクシの格好はパーカに軍パン。
そしてみんなの話題はY2K問題(※)で、株が乱高下していないか? の情報交換!? ばかり。要するに全員投資家の方々!!!
※当時のコンピュータは西暦を下2桁で管理していたため、2000年になるとコンピュータは00年(1900年)と判断してしまい、誤作動が起こり、世界が混乱するのでは? と言われてました。ま、結局たいしたことはなかったけどね。
イマドキの養殖モノじゃなく、天然モノの”パーリーピーポー”にビビリまくってました!
そんなこんなで、カッコはダサいし、会話にも入れないので(だいたい英語しゃべれないし)、隅っこでワインを飲みながら、日が沈んでそして昇るのを待っていました。
んが、南半球の大晦日は夏。しかも南極圏なので白夜となり、これが深夜3時になっても日が沈みやしない。こっちはやることがないのでワインをひたすら飲むばかり。
これが2000年の夜中3時ぐらいの夕日。微妙に沈んでくれません。
結局、ぐでんぐでんに酔っ払って寝てしまい、朝8時ごろ起きたら、
太陽はすっかり高く昇ってました(苦笑)。
何しにここまで苦労してやって来たのだろう……。
お金が足りなくてローンまで組んだのに……。
朝目覚めたときの絶望感はスゴかったです。
あんなにお金を使い、でもヘマをして夢を実現できず、なメチャメチャ旅でした。
でもまぁ、半分苦し紛れの言い訳ですが、18年たった今でもネタになるし、自分にとってはいい財産になっているかも(笑)。
いつかまた南極リベンジに行きたいですけどね(無理???)。
——-南極旅編終わり——
世の中、眉間にシワを寄せる出来事、ニュースが多いですが、日々のちょっとした幸せを取り上げ、人々の嫌なシワをひとつでもなくせるコラムになればと思い……嘘ぴょ~~~ん! そんなカッコつけたもんではなく、ただ単純にワタクシ編集長ナカムラ49歳の趣味、嗜好の中の失敗&幸せ談を勝手に書き連ねるコラムです。よって、多分、ほとんどの方が興味のない情報ばかりかも……すみません。