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[深野食道]Vol.2 市販で買えない幻のきのこが食べたくて……
トヨタRAV4で八ヶ岳の麓へ! きのこ好き垂涎のソウルフードを求めて。
※特別な許可を得て撮影を行っています
好きなものを求め、大自然の中をクルマで旅する「Overland」企画。山谷を越えた“深野”にある珍味が、この旅のお目当てだ。さぁRAV4に乗って、好きにまみれた大冒険を味わおう!
1994年に登場した初代は、「街でも乗りやすいSUV」として一世を風靡。現行型の5代目よりSUVの原点に回帰し、「好きにまみれろ!」のキャッチフレーズとともにラフでタフな本格派として登場。世界販売台数も上位にランクインする。写真は長野トヨタ限定特別仕様車 RAV4 Adventure“OFFROAD Package +”(販売店での取扱いは終了) ベース車両は特別仕様車 Adventure“OFFROAD Package Ⅱ”(ハイブリッド車 E-Four) 4,503,000円
※特別仕様価格には特別装備、架装オプション(タイヤ、ホイール、マッドフラップ、ブレーキキャリパー・リヤサス塗装、ルーフラック、クロスバー、ロッキングブラケット等)は含まれません
深野の旅人
[CHEF]Restaurant SAI 燊 シェフ 豊島 雅也さん
「ブレストンコート ユカワタン」や「星のや富士」でスーシェフ、シェフを務めた後、独立。食猟師として、料理だけでなく狩猟や養蜂、農業、山菜採りも自ら行う。
[GUIDE]野食ハンター 茸本 朗さん
さまざまな動植物を捕らえて食する人気YouTuber。豊富な知識を生かし、今回も食材調達をナビゲート。近著に『野草・山菜・きのこ図鑑』(日本文芸社)。
狙うのはマニア垂涎のハナイグチ
オフロードもものともしないタフなSUV「RAV4」に乗って山の奥地を駆け巡り、その土地で採れた食材をその場で味わう。そんなクレイジーな旅企画「深野食道」第2弾の舞台は、長野県茅野市。
訪れた標高約1000mの八ヶ岳の山麓で、狙うのは天然のきのこだ。第1弾と同じく、現地でナビゲートしてくれるのはユーチューバーの茸本さん。
大のきのこ好きで、高校生の頃から山に通い続け、今年はきのこにまつわる書籍も出している。豊島さんもまたシェフでありながら自ら山に入り、獲った食材で料理を振る舞うため、きのこの知識は豊富だ。
きのこのなかでも、今回のメインターゲットに据えたのは「ハナイグチ」。夏から秋にかけて山間部や高原地帯に生息するきのこで、北海道や東北地方、長野などでよく見られる。
地元の人の話によると愛好家は言うまでもなく、きのこに興味のない人でもハナイグチと聞けば嬉々として食べるほど人気だそう。
夏〜秋にかけて見られる菌根性きのこ。赤茶色の傘にはヌメリがあり、裏は黄色くスポンジ状になっている。独特の風味と柔らかい食感が特長で、長野では「ジコボウ」の名で親しまれる。
茸本さんもこう続ける。「味はきのこの風味が強くてワイルド。ヌメリがあり、なめこを土っぽくした感じでめちゃくちゃ美味しいです。ハナイグチ自体は珍しくないけれど、如何せんスーパーなど市場にはなかなか出回らない。食べたくても現地の道の駅でたまたま出合うか、自分で山に入って探すしかないので、そういう意味では幻のきのこですよね」。
野を越え川を越え森の中へ
ではその幻のハナイグチ、自らと〜る! とすればどのように探せばいいのだろうか。
「ハナイグチはカラマツ林に自生するので、カラマツから探しましょう」。まず基礎知識として、木の種類によってその周辺に生えるきのこはまったく異なることを覚えておこう。
まずはカラマツを見つける
ツリー状に高くのび、晩秋になると線状の葉が黄色く色づくカラマツ林を見つけたら、つぎに下草が生えていない足場がスッキリした場所を探す。
「そもそもクマザサなどが生い茂る歩きにくい場所は風通しが悪いため、きのこは生えにくい。水苔が生えるような程よい湿気を帯びていて、かつ落ち葉もたくさん落ちているような場所なら、ハナイグチが見つかる確率が高いです」
水苔の生えた湿り気のある地面がgood
いっぽう、気候条件としては最低気温15℃以下が目安で、暑すぎても寒すぎても生えない。そのためハナイグチ狩りへ行くときは、毎年変わる季節の移り変わりと標高をすり合わせながらいつ、どの辺りに生えそうか“読む”ことが重要だとか。
2024年は異常な猛暑で夏が長引き、例年より3週間ほど遅れてきたハナイグチのベストシーズン。さて、狙うポイントがだいぶ絞り込めたので、さっそく狩りをスタートしよう!
・気温15℃以下
・カラマツの近く
・下草が生えていない