誰もが直感的に使える簡単ワールドタイム!
武内 この時計、径は42・8mmとそこそこあるのに、フィット感が最高! 手首にピタッと馴染みます。
吉田 それはズバリ、ケースが薄いから。オシアナスにはもともと薄くて美しいフォルムを追求した“マンタ”というコレクションがあるけれど、これがベースとする「OCW–T2600」はそれに負けない10・7mm厚の超スリムなプロポーションを実現してるんだ。
マンタはオシアナスのフラッグシップ的存在。「OCW-S4000-1AJF」。標準電波受信のタフソーラー搭載。チタンケース&ブレス。16万円。
武内 この袖口でのおさまりのよさもビジネスギアとして優秀な部分と言えますね。
ミツキ ガツンと主張したいときはデカ厚もアリだけど、仕事だとイヤらしく見えることもあるもんな。
吉田 ビジネスギアという話で言えば、コイツは標準電波受信機能に加え、ワールドタイムを搭載しているのも大きな魅力。海外出張が多いビジネスマンにとって心強い味方になってくれる。
武内 ワールドタイムって操作が面倒なものが多くないですか? 結局あまり使わなかったりして。
吉田 それがメチャメチャ簡単なのよ。デュアルダイヤル式のワールドタイムを搭載していて、リューズを引き出してセンター秒針を文字盤外周の任意の都市名に合わせると、6時位置インダイヤルがその都市の時間帯(ローカルタイム)に切り替わり、メインダイヤルでホームタイムを示すんだ。もちろんローカルとホームタイムの入れ替えも簡単。ちなみに内蔵プログラムで、世界中のサマータイムも自動設定してくれるよ。
ミツキ 2都市の時間を同時表示するから見やすいですね。両方とも12時間表示というのもわかりやすい。
武内 ワールドタイムを設定した際のインダイヤルの針の動きも面白いですね。高速でグルグル回って、ちゃんと時刻をさし示してくれる。なんか生き物みたいじゃない?
吉田 ソコ、よくぞ気づいてくれました(笑)。カシオ開発陣は操作性だけでなく、針の動きにもとことんこだわったらしいよ。
ミツキ そういうところも愛着を湧かせる部分なんだろうな〜。
オマケの範疇を超えたよくデキのポーチが付属
武内 ところで吉田さんがさっきから持ってるポーチってなに?
吉田 今コラボの付属品。ブリーフィングが型から新たに起こした特製のトラベルポーチだよ。
武内 どうりで。見たことのないデザインだなぁと思ってました。
吉田 これまたよくデキの品なんだよね。時計のほかパスポートや航空券などのモロモロがすっきりしまえ、スーツケースとの接続もできる。なおブリーフィングの現行ラインナップでスーツケースと接続できるケースは、これよりもぐっと小さいトリップケースが唯一。そういう意味でもこれは希少!



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オシアナス×ブリーフィングの
OCW-T2610BR-1AJR
ブリーフィングの“黒×赤”配色を得て精悍かつクールに変貌したスペシャルモデル
「旅」をテーマにオシアナスとブリーフィングが夢のコラボレーション! 世界6局の標準電波を受信するタフソーラーに加え、2都市の時刻を同時表示するデュアルタイム式のワールドタイムを搭載。径42.8mm。DLC加工チタンケース&ブレス。特製ポーチ付属。世界限定700本。14万8000円。
(問)カシオ
TEL.03-5334-4869
https://oceanus.casio.jp/
おせっかいな解説
【マンタ】
オシアナスが追求するエレガンスと機能性の融合を、より高いレベルで実現したハイエンドなコレクション。薄さを極めた美しく優雅なケースフォルムを特徴とし、各パーツの素材も最上級のものが奢られている。
【ワールドタイム】
時差計算をせずとも、世界の主要都市の現在時刻を把握できる機能のこと。さまざまな方式があるが、オシアナスは6時位置インダイヤルで任意の都市の時刻を12時間表示するため、とても使いやすい。操作も簡単。
【トリップケース】
小さなバッグの中にもおさまるコンパクト&スリムなケース。ブリーフィングの中でも数限られる“背面にスーツケースと接続できるベルトを備えた”仕様。旅慣れた人の間で根強い人気を誇るアイテムなのだ。