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カシオのプレミアムな時計コレクション「オシアナス」が、タフで機能的な鞄を作るあのブランドとまさかのコラボを敢行。そのデキを検証する緊急座談会をお届けします!!

 

【座談会メンバー】

ビギン編集長 ミツキ

現場主義を貫く10代目編集長。しっかりした生産背景のある骨太なアイテムを好み、カシオの時計もブリーフィングの鞄も多数所有。

ライター 吉田 巌さん

服、靴、鞄のほか、時計の記事も多く手掛け、16年連続でバーゼル取材も行う。難しいことを誰にもわかりやすく書くのがモットー。

スタイリスト 武内雅英さん

メンズファッションを幅広い領域でカバーする敏腕。とくにビジネス系のスタイリングに強く、兄弟誌「MEN’S EX」ほか各誌で活躍中。

 

洗練顔のオシアナスがぐっと男らしい印象に

編集長 ミツキ(以下、ミツキ)イイじゃん、この面構え! 精悍というか、いい意味で今までのオシアナスとは印象が異なっていて。

スタイリスト 武内(以下、武内) あのブリーフィングとのコラボレーションと聞いて、最初はちょっと意外に感じたけれど、じつにクールにまとまっているよね。

ライター 吉田(以下、吉田) ちょい待ち。読者のためにもオシアナスについてざっくりおさらいしとこうよ。2人ともこのブランドについてどこまで知ってる?

ミツキ カシオの高級ラインですよね。ボクの中ではビジネスシーンに映える、エレガントで大人っぽいデザインの時計を展開しているイメージですが。

武内 そういう洗練デザインの内側に、最先端のハイテクムーブメントを搭載しているっていうギャップもいいんだよね。


江戸切子の技法による青のグラデーションベゼルを装着した「オシアナス マンタ(OCWS4000C)」(8月号掲載)。Bluetooth搭載の電波ソーラームーブ。限定1500本。20万円。

吉田 2人ともさすがだね。ちなみにオシアナスの初号機は2004年にデビュー。以降、電波ソーラームーブメント、アナログ表示、フルメタルケースをアイデンティティに進化を続けてきたんだ。あと忘れちゃならないのがカラーリング。伝統的に“青”をキーカラーとしていて、そこも端正かつ知的な雰囲気作りに貢献してきた。

ミツキ それが今回のコラボでは、黒ベースに赤の差し色という配色になったわけね。コレ、モロにブリーフィングの配色だよね。ミリタリーギアみたいな雰囲気を高めるポイントにもなってる。おっ、よく見ると文字盤にはブリーフィングが十八番とするバリスティックナイロン風の織り目模様が入ってるじゃん!! 芸が細かいなぁ。


定番ブリーフB4ライナーをベースに、より収納力をアップさせた「B4 オーバートリップ」。W46 ×H32×D15cm。5万円。※7月17日以降5万4000 円(BRIEFING GINZA SIX店)

吉田 本来、ソーラー駆動の時計が文字盤に柄を入れるのは相当難しいんだよ。文字盤下に仕込んだソーラーパネルに光が当たるのを遮ってしまうから。その点オシアナスは受光効率のいい遮光分散型のパネルを用いているから、こんなバリスティック風の柄も採用できたと。カシオの技術力のなせる業。

 

程よいギア感が今どきの仕事スタイルにハマる!

武内 ケースやブレスレットのマットな黒もいいですよね。ぐっと無骨な感じが高まっていて。ここもバリスティックナイロンのタフなイメージとリンクしています。

吉田 事実、ケースとブレスは相当タフ。もともと強靭なチタンなのに、DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)処理を施して耐傷性や耐摩耗性がさらにアップしてる。

 

ミツキ 従来のオシアナスも魅力だけど、今どきの仕事スタイルにはこの“ブリアナス”がドンピシャ。

吉田 まーた勝手に命名して! ホントそういうの好きだよね〜。カシオさんに怒られるよ(笑)。

武内 でも編集長の言わんとすることはわかる。スーツに本格ドレスウォッチもいいけど、ビギン世代のビジネスマンの日常ってもっとアクティブ。そこには、このくらいギア感ある時計が馴染むと思う。

吉田 重厚レザーブリーフじゃなく、ブリーフィングのB4ライナーを持つのと同じ感覚かな。

武内 そうそう。とくにジャケパンやセットアップといった軽快な通勤スタイルとは相性がいいと思います。もちろん上着を脱ぐクールビズの季節も、コイツが腕にあれば全体の印象がぐっと締まる。

ミツキ おっスタイリストのお墨付き(笑)。俄然欲しくなってきたよ。

 

次のページ >> 一度試すとクセになる簡単ワールドタイム!

 

オシアナス×ブリーフィングの
OCW-T2610BR-1AJR
ブリーフィングの“黒×赤”配色を得て精悍かつクールに変貌したスペシャルモデル

「旅」をテーマにオシアナスとブリーフィングが夢のコラボレーション! 世界6局の標準電波を受信するタフソーラーに加え、2都市の時刻を同時表示するデュアルタイム式のワールドタイムを搭載。径42.8mm。DLC加工チタンケース&ブレス。特製ポーチ付属。世界限定700本。14万8000円。

(問)カシオ 
TEL.03-5334-4869
https://oceanus.casio.jp/

 

おせっかいな解説

【電波ソーラー】
定期的な電池交換不要のソーラー駆動にして、標準電波受信により常に正確な時を示すムーブメントのこと。現在のオシアナスは世界6局の標準電波を受信するほか、機能面もよりタフに進化した薄型ムーブを搭載。

【B4ライナー】
ブリーフィングを代表する名作ブリーフ。タフなバリスティックナイロンに加え、B4書類がすっきり収納できるなど、ビジネスマンの使い勝手をリアルに考慮している。ちょっとした出張なら十分活躍するサイズ感。

【バリスティックナイロン】
ブリーフィングが主要モデルに用いる強靭マテリアル。極めて耐摩耗性が高く、各国の軍隊も武器や銃の携帯用に使うことが多い。ミリタリーファクトリーが使用する素材の中でもっともヘビーデューティな存在だ。

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