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アウトドア経験が防災の備えに⁉ヘリーハンセンと学ぶ、「もしも」と「いつも」 【HELLY HANSENの海海総研#3】
今回の研究:
「もしも」に対して様々な取り組みを行っているヘリーハンセン。私たちが日常からできることって?
ヘリーハンセンと防災。そして安全。どんな関係があるの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし意外や意外、1877年に設立されたヘリーハンセンの製品第1号は、亜麻仁油を染みこませたセイルキャンバス製の「消化バケツ」。その後も、船乗りたちの「命」を守るためのギアの開発を続けてきた歴史があります。
古来より地震・台風・津波etc.の危険にさらされてきた災害大国ともいえる日本では、非常時のギアの活用法を伝えるワークショップなども開催。ブランドが培ってきたノウハウを人々の安全に役立てるべく、平時から「備える意識」を育む活動に注力しているのです。
そして何を隠そう、災害時に水辺で救助活動を行う消防士へもギアを供給している! というわけで今回は、実際にヘリーハンセンのドライスーツを着用し任務に当たっている消防士、栗田恵久さんに、ドライスーツのこと、そして「もしも」に備えるための「いつも」の備えについてプロの意見を聞いてみました!
災害の現場でも大活躍! 消防士 栗田さんにとって ヘリーハンセンのウェアの重要性とは?
最上消防本部 警防課 防災係長 消防司令補
栗田恵久さん
最上川が流れる山形県・最上消防本部にて、災害発生時に活動する消防隊・救助隊・救急隊などの業務を支える警防課に所属。さまざまな訓練の調整や立案、指導に携わり、地域住民の安全・安心を支えている。有事には自ら出動も。
消防士の活動も支える ドライスーツ
ドライスーツとは、体を乾いた(ドライな)状態に保つことができる防水強度が高いウエアのこと。消防士が着用しているこちらは、最高峰のセーリングレース「ヴァンデ・グローブ」で培った技術を活かした、防水強度の高い4層構造の独自素材「ヘリーテックパフォーマンス」を使用したもので、災害時の救助現場でも活躍しています。 「我々の管内には一級河川の最上川があり、ドライスーツは河川での使用がメインになります。管内は豪雪地帯でもあり、除雪中の用水路への転落事故や、春先の雪解け水などの冷水での水難救助事案でも、ドライスーツは有効です。また、近年多発する大雨による水害では、隊員を汚水から守るためのドライスーツは、欠かせないものになっています」と栗田さん。
海海総研data:
参照:アウトドア総合情報サイトTAKIBI・https://www.takibi-reservation.style/media/questionnaire/83818/
アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営を行う株式会社フォーイットが「キャンプ経験がある全国の10代〜60代までの男女500人」に、キャンプや防災に関するアンケートを実施(2022年2月1日)したところ、6割を超える人が災害時にキャンプ用品を活用していると回答。防災用品を用意していない人の理由として「コストが掛かる」というものが聞かれますが、遊びと兼用できるのなら一石二鳥。備えておかない理由はないのでは?
「もしも」に備える、5つのQ&A! 素朴な疑問を消防士さんに聞いてみた!
防災のプロである栗田さんが「もしも」に備えて「いつも」していることってありますか?
管内は豪雪地帯でもあり、昔からある程度の食料を備蓄し保存食を作る習慣がある地域のため、災害等で物流が止まってもある程度生活ができる備えがあります。また、調理器具に関してはファミリーキャンプが趣味なのでキャンプ用品が使えます。災害を意識した備えではなく、普段の生活や趣味の「いつも」の中に備えが自然とあります。
キャンプ用品が災害時に役立つ、というのは先のデータにもありました! Begin読者にもアウトドア好きや釣り好きが多いのですが、川に行くときに用意するべきものはありますか?
水辺に行く際は、最低限ライフジャケットの準備をお願いします。自分自身を守るだけでなく、他者の水難事故に遭遇した際にライフジャケットを投げ込むことで、状況の改善に繋がります。水難事故では、助けに行った方が命を落とす事故が毎年起きています。趣味や好きなことで命を失ってほしくはありません。
なるほど、備えが自分の命はもちろん、人の命も守ることに繋がると。山で遭難し、連絡手段がないシーンではどう行動するとよいですか?
こちらは山岳ガイドの方が専門なので、その方が分かりやすくアドバイスができると思いますが、救助する側からの意見としては、まずは登山届や家族や知人へ、どこの山へどこから入山し、いつ帰るのかを伝えてください。初めての山だけでなく何度も入山し慣れた山など、どの山でも遭難する可能性があります。できれば1人では入山せず、日帰りであっても備えを怠らないことがまずは重要だと思います。遭難したと分かっても、パニックにならず自分の装備を確認するなど、状況の把握に努めてください。
油断や過信は禁物ということですね。ところで防災・災害対策にまつわる、技術の躍進を感じる道具ってありますか?
ソーラーパネル充電できるポータブル電源や、焚火台で発電できる機械も出てきています。技術の飛躍は災害時の負担軽減につながると感じます。
最後にBegin読者に向けて、「もしも」に備えるためのアドバイスやメッセージをお願いします!
アウトドアが好きな方であれば、災害時や避難時の外での食事なども経験があるため対応しやすくなると思いますが、まったく経験がないとなると、避難する際にも躊躇し、避難の遅れに繋がるかもしれません。平時に楽しみながら少しでもアウトドア等の経験をすることが、備えになると思います。 また平時の余裕があるときにご家族で防災や避難について話すことや、近くの避難場所までのルートを確認しながら歩いてみることも、今すぐできる備えです。
「いつも」持ち歩くという習慣が「もしも」の助けに。 位置情報を共有し、捜索できる支援サービス・ココヘリマリン
ヘリーハンセンがコラボレーションする「ココヘリマリン」は、16万人の会員数をもつ会員制捜索ヘリサービス「ココヘリ」が開始したマリンスポーツ向け捜索支援サービス。年会費1万3200円を支払い、専用の発信器を備えておくことで、家族や捜索窓口に位置情報と時間を共有する「GPS」、現地の仲間たちでも捜索可能な「Bluetooth直接通信」、そして捜索ヘリや公的機関が捜索する際に使用する「専用電波」の、3つの電波により位置情報を伝えることが可能になります(3分おきに発信器の位置情報をスマホに共有する機能も!)。
加えて「ココヘリマリン」は、陸上でも使用可能。家族の居場所を確認したり、子どもの登下校の見守りに活用するなど、「いつも」の備えにも役立ちます。備えあれば憂いなし。安心して毎日を送るためにも、ぜひ加入のご検討を! サービスはオンラインで申し込めます。詳細はこちらから。
安全をサポートする ヘリーハンセンの最先端アウトドアアイテムたち
「もしも」に備えた「いつも」こそが大切。常にアウトドアでの安全を追求してきたヘリーハンセンには、そんな「もしも」に備えられるアイテムがいっぱい! 最新4アイテムをピックアップして紹介します。
サッと出るときに羽織りたい保温性◎のフリース
イースフリースジャケット
リサイクルマイクロフリース素材を用いた、ベーシックなスタンドカラー型のジャケット。肌触りのよい中厚手のフリースは、軽量でありながら保温性ばっちり。アウターとしてもミドラーとしても着やすく、幅広い気温に対応します。「もしも」のときにサッと羽織って出るにも、うってつけの一着となるでしょう。(HH52395)1万3200円。
ハードな雨天下でも、サラッと快適な着心地をキープ
イェラグライトジャケット
優れた防水透湿性を誇る3レイヤー生地「ヘリーテック プロフェッショナル」を用いたこちらは、裏地に肌離れのよいメッシュ生地を使用。ハードな雨天下でも快適に着用できるよう、設計がなされています。フードを使用しないときは、衿内部に収納可能。タウンユースにもハマる、スマートな外観もイイでしょ? (HH12469)3万3000円
いつでも持って出られるパッカブル仕様がうれしい!
ヘリーレインスーツ
防水ジャケット&パンツがセットになった定番。素材はオリジナルの3レイヤー生地「ヘリーテック プロフェッショナル」で、エントリーモデルながら優れた防水透湿性を実現。裏地に抗菌防臭加工が施されていて、ニオイづらいのも魅力です。携行に便利なスタッフサック付きなので、「もしも」に備えて玄関にどうぞ。(HOE12311)2万2000円
有事には「浮き具」として機能する仰天機構を搭載!
WP インフレータブルダッフルバッグ 45
600デニールの防水ファブリックを用いたこちらのバッグは、ファスナーへ気密性に優れるYKKのアクアシールを使用。これを閉じ、外側に取り付けたバルブから空気を注入すれば簡易的な「浮き具」になる驚きの機能を備えています。ウォーターアクティビティでの「もしも」の備えにいかが? W67×H28×D35cm。(HY92470)4万9500円
ヘリーハンセンはこれからも、 「もしも」に備えてコツコツと積み重ねます
地球を構成する10数枚のプレートのうち、4つものプレートが列島の下で折り重なっている日本は、世界有数の地震大国。海に囲まれた島国でもあり、災害への備えは必要不可欠です。ヘリーハンセンは、そんな日本に暮らす人々の安全のために、さまざまなアクションをしてきました。
たとえば、9月1日「防災の日」に合わせて公開された防災コンテンツ「自然を知る。災害に備える」。このウェブサイトでは、本企画でもお話を伺った消防士の栗田恵久さんへの災害時の心構えについてのインタビューや、「もしも」に役立つヘリーハンセンの製品情報などを掲載。読者の防災意識を喚起するとともに、「命」を守るための実践的な情報を提供しています。
また、今後はアウトドアライターの藤原祥弘さん監修の元、アウトドア観点から防災のことを考えるコンテンツを公開予定。アウトドアグッズや身近なものを活用して、非常時を乗り切るためのライフハック術をレクチャーしていくといいます。 異ジャンルのブランドとも手を取り合い、安全のためのモノづくりや啓蒙活動を行っていくとのことですから、ご注目あれ。
「もしも」に備えてコツコツと。140年を超える歴史の中でブランドが培ってきた安全のための技術、知識を世に役立てんとするヘリーハンセンの活動を、Beginも応援していく所存です。皆さんもぜひ、コンテンツを覗いて安全に役立ててください!
INFORMATION
HELLY HANSEN / ヘリーハンセン
1877年、ノルウェーの港町モスで商船艦長を務めていたヘリー・ジュエル・ハンセンが、防水着メーカーとして創業。現在は、「from ocean to mountain」をコンセプトに、セーリングをはじめトレッキングやスノースポーツなど、海から山までのさまざまなアクティビティを快適かつ機能的にサポートする製品を提供しています。
ヘリーハンセン公式サイト https://www.goldwin.co.jp/hellyhansen/
商品の問い合わせ先/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター ☎0120-307-560
※表示価格は税込みです
staff 文/ 秦大輔