世紀の大発明「ポロカラーシャツ」#ブルックス ブラザーズを学ぶ01
Brooks Brothers
ブルックス ブラザーズ200年分の知ってるつもり!?
200年続くというのは並大抵じゃない。だって創立時の姿を知る者はこの世に存在しないのだから。創業者の姿ですら、写真のシルエットしか残っていません。誰もが知るブランドですが、誰もがその真髄までは知らないはず。
その「知ってるつもり」を解消すべく、改めて同ブランドを徹底研究。そこには数々の先見性と革新性が満ちあふれていました。
服好きを自負するなら、せめてこれくらいは知っておこうね! …というわけで、ブルックス ブラザーズの歴史を以下の6大項目からじっくり学んでおきましょう!
ブルックス ブラザーズの歴史をおさらい!
1818 H.&D.H.ブルックス社開業
創立は、ヘンリー・サンズ・ブルックスがニューヨーク市に開業した洋品店に端を発する。この場所は彼が幼少期を過ごした家だった。
1833 ヘンリー・サンズ・ブルックス他界。その4兄弟が後を継ぐ
創業者が他界すると、ダニエル、ジョン、エリシャ、エドワードの4兄弟が家業を継ぐ。ブランド名の「ブラザーズ」とは彼らのことだ。
1849 既製のスーツを発売
米国で最も早く既製のスーツを販売。そもそもオーダーメイドが主流だった当時「既製服」という新たな概念を生んだ先駆者といえる。
1850 社名を「ブルックス ブラザーズ」に、ロゴを「ゴールデン フリース」にする
1896 ポロカラーシャツを発売
1901 No.1サックスーツ(通称Ⅰ型)を発売
1902 レップタイを普及させる。「マドラス」を初めて服に採用
1979 海外初出店として東京・青山に青山本店を開店
意外にも海外の初出店は日本。当時はアイビーの、現在はアメトラの聖地として開業時と変わらぬ店構えを残す。来年40周年を迎える。
1998 ノンアイロンシャツを発売
2007 トム・ブラウン氏をデザイナーに迎え、ブラック フリース バイブルックス ブラザーズが誕生
2018 200周年を迎える