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ローイング ブレザーズ×ビームス プラスのスウェットブレザー

スウェットパーカ感覚で肩肘張らずに楽しむべし。
ローイング ブレザーズ×ビームス プラスのスウェットブレザー

ビギンではいま改めてブレザーに注目しており、またファッションに敏感な人たちを筆頭に世間でも再び気運が高まっています。そんなブレザーの本質を学べるのが、メイド インNYにこだわる米国発の新鋭、その名もローイング ブレザーズです。

「ブレザーのルーツはローイング、つまりボート競技にあり、そもそもはトレーニング向けのアスレチックウェアでした。喩えるなら、現代のスウェットパーカやウインドブレーカーと同列の、とてもスポーティでカジュアルなアイテムだったのです」。

「それぞれボートクラブごとにチームカラーのジャケットを持ち、なかでも強豪だった英国ケンブリッジ大学のチームが、燃え盛る炎(BLAZE)のような真紅のものを着ていたため“ブレザー”のニックネームがつき、これが語源になりました。私の研究では、1852年の新聞の見出しが公で使われた最初の記録になります」。

と、ローイング ブレザーズ創設者のジャックさん。こうした成り立ちから誕生したのが、紹介のスウェット地の一着ってわけ。そう、楽チン重視の軟弱な服でなく、歴史考証に基づいた硬派な逸品なんです。加えて今日、ブレザーは上品にキチンと着るのが一般的なものの、起源を知れば、もっと気軽に羽織るのが正解。ローイング ブレザーズは、その本来の姿を教えてくれます。

 

カジュアルに羽織ればOK♪

 

左:フードレイヤード。/モクティのパーカ1万4000円(新内外綿)オーシャン パシフィックのカットソー3900円(ハンドイントゥリーショールーム)イースト ハーバー サープラスのショーツ2万6000円(シップス 渋谷店)マネブの靴1万7800円(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)アヤメの眼鏡3万円(ブリンク ベース)

右:TシャツをIN。/ユナイタスのカットソー1万3000円(スタディ ショールーム)オムニゴッドのデニム1万8500円(オムニゴッド代官山)ムーンスターのスニーカー7900円(ムーンスター カスタマーセンター)オークランド サーフクラブのキャップ7000円(ハンドイントゥリーショールーム)

 

ブレザーの起源:元々はボートクラブのチームジャケットなのだ!!

ローイング ブレザーズ

ブレザーの起源は、ボート選手たちがジョギングやウォーミングアップで着ていたトレーニング用のチームジャケット。現代のスウェットパーカやウインドブレーカーのような存在だった。

 

ローイング ブレザーズとは?

ローイング ブレザーズ創設者のジャック・カールソンさん

ローイング ブレザーズ創設者
ジャック・カールソンさん

2017年デビューの新ブランドにして、米英の大学を中心とする各国の名門ボートクラブやラグビークラブ、またアメリカ代表レガッタチームのブレザーも手掛けるなど実績は確か。

現在30歳の若き創設者&デザイナーであるジャックさんは、アイビーの聖地ボストンで生まれ育ち、オックスフォード大学で考古学の博士号も取得。

一方で自身も学生時代からボート競技に勤しみ、名だたる大会での優勝、米国代表チームにも所属した文武両道の才人。

ローイング ブレザーズのタグ

ローイング ブレザーズのタグ

 

1852年創業 ローイング ブレザーズ×ビームス プラスのスウェットブレザー

ローイング ブレザーズ

要所にトリミングが施されたボディに、3つボタン&パッチポケットを備え、肩パッドはなし、またベントも裏地も持たないブレザー本来の仕様を再現。

一方、発祥はスウェットパーカ的な役割であったその歴史にヒントを得て、スウェット地で仕立てられたブランドの看板モデル。紹介の一着は、それをベースにアイビーを象徴する3色で彩った別注アイテム。各5万8000円。(ビームス プラス 原宿)

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年6月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一 文/いくら直幸 吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 星野勘太郎 伊藤美玲 礒村真介 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 黒澤卓也 栁澤 哲 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦 イラスト/TOMOYA daisketch

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