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DOCKERS ドッカーズのチノスラックス

ドッカーズのチノスラックス
TEACHER:古着屋カチカチ オーナー 宮本亮介さん

蕎麦屋が作るカレーはウマイ!……な〜んて通説ともリンクする名門の派生ブランドが、ヴィンテージ界には人知れず存在しています。

このドッカーズも、まさにそんな“じゃないほう”ブランドのひとつ。名前を聞いてもピンとこない人がほとんどかもしれませんが、実はココ、なんとかのリーバイスが展開してるんです!

「創業は1986年。ジーンズのスペシャリストとしてお馴染みのリーバイスが、オフィスでも着られるようなキレイめのカジュアルウェアブランドとしてスタートさせました。日本でもかつては流通していたようですが、ブレイクすることなく、2000年代に入って撤退してしまったようです」。

古着市場で注目され始めたのは2〜3年ほど前からだそうで、「とくに売れ筋なのが、ここのチノスラックス。’80年代〜’90年代テイストのアイテムをストリートで取り入れる、という最近のトレンドにも後押しされて、敏感な古着好きたちの人気の的になっています。」

「こういうトラッドなアイテムを、あのリーバイスが手掛けている!という意外性も、蒐集魂をくすぐっている様子。玄人筋にも愛されるのに数千円で入手できる意外性も魅力ですし、エントリーヴィンテージとしてもすすめたいですね」

DOCKERS ドッカーズのチノスラックス

ドッカーズのチノスラックス

’90年代に作られたコットンチノ生地のグレスラ。タックの入り方といい、ワイドなストレートシルエットといい、まさに今穿きたいパンツの理想形! ドレカジ双方に対応してくれるし、希少なメイドインUSAだしと萌えどころ満載なのに、U-5000円なんて奇跡すぎでしょ! 4000円(古着屋カチカチ)

モノ好きに刺さるメイドインUSA製

DOCKERS ドッカーズのチノスラックス

トラッド感ムンムンのラインナップ!

こんなアメトラ色の濃イイアイテムをあのリーバイスが展開してたなんて、服好きなら誰もが萌えるはず。どれも通ウケは段違い!

ショーツもドッカーズ名義だとクリーン

DOCKERS ドッカーズのショーツ

編み込み風の甲革が珍しいタッセルローファー

DOCKERS ドッカーズのタッセルローファー

いい感じに味の出たメッシュベルト

DOCKERS ドッカーズのメッシュベルト

品行方正なチェック柄のコットンクルーニット

DOCKERS ドッカーズのコットンクルーニット

ドッカーズは、平日のオフィスでも休日の街中でも着用できるアイテムをトータルで展開。しかもメインのチノスラックスしかり、どれも品があってすこぶるクラシック。値段もまだ高騰前だし、こりゃ買いでしょ。ショーツ/ベージュ2500円、白2500円、デニム2000円、靴4500円、ベルト2000円、ニット3000円(古着屋カチカチ)

古着屋カチカチ オーナー 宮本亮介さん

古着屋カチカチ オーナー
宮本亮介さん

アメリカから直接買い付けた逸品が所狭しと並ぶ、東京・王子の名店。そのボスはドッカーズを2000年の開店時から猛プッシュ!

※表示価格は税込み


[ビギン2021年7月号の記事を再構成]写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人

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「かのリーバイスが展開しているオフィスカジュアルブランドです」

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