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定番もいいけど、次なるスタンダードにも敏感でいたい。ここでは編集部員が自信をもってオススメする、期待の新星を深掘りしていきます!

目利きもきっと大満足の機能美
PRUNIER[プルニエ]

PRUNIER プルニエのコンバーチブルオープンパックとアーミーモッズコート

オンオフ問わず使える都会的な顔立ち。加えて日常に嬉しい、ありそうでない機能が、そっと共存している。しかもこれからの季節にも最高じゃん!と、編集部員が色めきだったのがプルニエです。聞けば今春デビューのブランドだそうで、これはぜひディグっときたい!と、プルニエ MDの小林さんに直撃してみました。

まず皆さんに見て欲しいのが、バックパック(右)です。外装には北陸発の超軽量・撥水シェル、KAJIF(カジフ)を使用。それでいて機能素材とは思えないほどナチュラルな質感で、スーツにも違和感なく馴染みます。

そして画期的なのがコンバーチブルオープンというメイン室へのアクセス! 小林さんに聞くと「デザイナーがオープンカーの幌の開閉方式からインスピレーションを受けた開閉機能です。トップのマグネットバックルを1タッチで開くと、オープンカーの幌のようにメイン室が開くんですよ」。

すると単純に開閉が楽チンなうえ、混雑した車内ではファスナーを開かず、限られたパーソナルスペースでも容易に荷物の出し入れが可能に。雨に強い、ミニマル顔で服を選ばない、どこでも開閉簡単って、通勤バッグの最適条件が揃い踏みなんですよね。

続く目ウロコが共地を使ったコート(左)。こちらはインターナショナルギャラリー ビームスと一から作り上げた別注で、モッズコートをベースにしたデザイン。本作にも隠れた仕掛けがあり、「背中にたっぷりプリーツを入れることで、バックパックをすっぽりレインカバーとして覆うことができます」。

しかも普段バックパックを覆わないときには、背中にたっぷりとしたドレープが現れて、後ろ裾が落ちます。これには同席したビームスの名プレス、安武さんも「今までにないエレガントなフィッシュテール顔で、単純にモッズコートのデザインとしても魅力的ですよね」と絶賛。

雨の日アウターとしても最適なうえ、バックパックもデイリーユースに一級品。一見シンプル、でも目利きにこそぜひ見て欲しい、新星の登場です。

プルニエ MD 小林正己さん

プルニエ MD
小林正己さん

バッグや財布などに精通し、プルニエの立ち上げに参画。今後はユーザーの声をもとにしたモノ作りを、積極的に展開していきたいそう。

PRUNIER プルニエのコンバーチブルオープンパックとアーミーモッズコート

PRUNIER[プルニエ]
右/コンバーチブルオープンパック
左/アーミーモッズコート

バックパック/インターナショナルギャラリー ビームスではプロトタイプのバックパックに、マチ付きのフロントポケットを加えて別注。W26×H48×D16cm。3万1900円。

コート/静音性に優れて、毛玉が付きにくい前立てのベルクロ、モリトブロックテーピーも機能的! 4万1800円(インターナショナルギャラリー ビームス)

 

「マグネットバックルを使い1タッチ開閉が可能」

PRUNIER プルニエのコンバーチブルオープンパック

 

狭いスペースでも荷物の出し入れができる

PRUNIER プルニエのコンバーチブルオープンパック

 

「バックパックを違和感なくキレイに覆って着られますよ」

PRUNIER プルニエのアーミーモッズコート

 

開け閉めしても音が鳴りにくいマグネットテープ

PRUNIER プルニエのアーミーモッズコート

 
※表示価格は税込み


[ビギン2023年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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