約72時間ロングパワーリザーブを実現した新キャリバー搭載
セイコーが1961年~’70年代中期に展開したブランド、キングセイコー(KING SEIKO)がレギュラーブランドとして復活を果たしたのは昨年(2022年)2月のこと。Beginも話題を盛り上げるのに一役買いました(https://www.e-begin.jp/article/275398/、https://www.e-begin.jp/article/246591/)。
そして、その復活劇から1年を経た今年3月10日、新開発ムーブメント搭載のレギュラーモデルが登場しました! その自動巻きキャリバー「6R55」は、先行の「6R31」キャリバーの約70時間を超える、約72時間(ジャスト3日間!)のロングパワーリザーブを実現したもの。実力の証として、文字盤の6時位置に「AUTOMATIC 3DAYS」の文字が記されております。
また、これにともないケース径が37mmから39mmへとちょいサイズアップ。キングセイコー独自の端正なフォルムは保ちつつ、細部のデザインも見直されました。たとえば、1965 年に発売され、当時の時計通にも愛されたセカンドモデル(俗称「KSK」)のデザインをベースに、特徴的な12時位置のインデックスデザインはそのままに、その他の立体インデックスにダイヤカットを一面追加し、光の反射面を増やすことで視認性を向上。さらに、ベゼルの上面に円周の筋目仕上げを、側面に鏡面仕上げを施すことで、ケース上のコントラストをより際立たせて、古典の雰囲気を残しつつもエッジの効いた現代的な姿に仕上げているのです。
文字盤カラーは計3色がラインナップされていますが、お洒落にコダワリたいBeginとしては、大好物カラーであるダークブルー文字盤タイプ(トップ写真)がお気に入り。ON&OFF問わず、さまざまなスタイルに品良くマッチするうえ、さわやか発色で清潔感も感じさせます。この春に新生活をスタートする方や、フレッシャーズの方にもオススメです!
コチラが新開発の自動巻きキャリバー「6R55」。キングセイコーがレギュラーブランドとして復活した2022年2月に投入された自動巻きキャリバー「6R31」に比べ、パワーリザーブが約70時間からジャスト3日間の約72時間へと進化している。
写真の2型は「SDKS017」と同型・同仕様・同価格(下記参照)で、同じ3月10日に発売されたレギュラー展開モデル。左/トレンドカラーを文字盤に取り入れた「SDKS019」。このグリーンも新生キングセイコーの初登場カラーとなる。右/レトロな表情が味わい特濃な「SDKS015」は、キングセイコーのヘリテージモデルに採用されていた絹目模様をオマージュするモデルだ。
「SDKS017」
駆動方式:自動巻き(手巻き付き)
キャリバー:「6R55」
防水:10気圧(日常生活用強化防水)
ケース&バンド素材:ステンレススチール
ケース径:39mm
発売年月日:2023年3月10日
価格:各23万1000円
問い合わせ先/セイコーウオッチ お客様相談室 ☎ 0120-061-012
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/kingseiko
※表示価格は税込み
文/山田純貴