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カシオ G-SHOCKの5000 SERIES GMW-B5000TCC-1JR

最先端チタン合金「トランティクシー」採用で、より強く&美しく

1983年の発売から今年、なんと40周年(!)を迎えたG-SHOCKは、それを祝し、新年早々から続々と新作を発表しております。1月20日に発売された、この「GMW-B5000TCC-1JR」も、そうしたモデルのひとつ。G-SHOCKの初号機「DW-5000C」をフルメタル化した「GMW-B5000」シリーズのスペシャルモデルとなります。

本モデルの最大の特長は、「GMW-B5000」のモジュール「3459」のサーキットボード(電子部品の基盤回路)をモチーフに、それをカモフラ風にアレンジしたデザインがケースやベゼル、バンドの表面に施されているという点です。要は、中身のモジュールが外装のデザインになっているという、なんともユニークなG-SHOCKなんです。

しかも、印象的なこの柄は、ブラック IPコーティング(IP=Ion Platingとは、イオン化した金属を被加工物に蒸着させる表面処理のこと)の前・後で2回に分けてレーザー彫刻を施すことで、柄に濃淡の変化をつけて質感を高め、奥行き感ある仕上がりにしたものなのだとか。しかも、ベゼルの側面、バックル、さらにはデジタル表示周囲のガラス面などにも、カモフラ風モジュール柄のレーザー彫刻を行き渡らせるという徹底ぶりなんです。

また、これらケース、ベゼル、バンドの素材に、日本最大手の鉄鋼メーカー、日本製鉄が開発した高硬度チタン合金「トランティクシー(TranTixxii)」を採用。すでに2021年4月発売の「GMW-B5000TR-9JR」で初採用された、この素材はチタンの軽さや高耐食性はそのままに、純チタンの約2倍の表面硬度をもち、かつ、鏡面加工が難しいチタン素材でありながらも複雑形状の隅々まで平滑に研磨することを可能にしたものです。

ということで、ハイテク調カモフラがもたらす斬新性と洗練さを身にまとい、かつ美しさと深い味わいも醸す、このモジュール柄のスペシャルメタルG。聞けば、すでにG-SHOCK党のあいだで話題沸騰中の模様。「欲しい!」煩悩を喚起された時計好きは、速攻ゲットをオススメします!

G-SHOCKのブラック IPコーティング×モジュール柄装飾の仕上げ工程

写真上は、ブラック IPコーティング×モジュール柄装飾の仕上げ工程を表したもの。高硬度チタン合金「トランティクシー」の無垢を地金とし(左)、そこにレーザーでモジュール柄を彫刻(左から2番目)したうえでブラック IPコーティングを施し(右から2番目)、再度、レーザー彫刻(右)。これにより、柄に濃淡の変化が現れて、奥行き感のある風合いに仕上がるのだ。

カシオ G-SHOCKの5000 SERIES GMW-B5000TCC-1JR

G-SHOCK初号機と同じ、気密性の高いスクリューバックを採用。その素材はチタニウム(初号機ではステンレススチール製)で、そこにDLC(Diamond-Like Carbon/ダイヤモンドと黒鉛との中間に位置する性質の低摩擦・耐摩耗被膜)コーティングを施して耐摩耗性を強化し、ヘアライン仕上げで質感も高めている。また、ディンプル加工(多数の小さいくぼみを施す加工)により、ブレスコマ両端に施された小穴装飾も、初号機の樹脂バンドのデザインを継承したものだ。

G-SHOCKの
「5000 SERIES GMW-B5000TCC-1JR」

駆動方式:クォーツ(タフソーラー)
防水性能:20気圧
構造:耐衝撃(ショックレジスト)
おもな機能:標準電波受信機能(マルチバンド6)、ワールドタイム(世界39都市、39タイムゾーン、サマータイム設定機能付き)、フルオートカレンダー、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、フルオートLEDバックライト(スーパーイルミネーター)など
モバイルリンク機能:Bluetooth®によりスマートフォンに連動
対応アプリ:「G-SHOCK Connected」
ケース幅:43.2mm
ケース、ベゼル、バンド素材:チタン
価格:21万4500円

問い合わせ先/カシオ計算機 お客様相談室 ☎ 03-5334-4869
https://gshock.casio.com/jp/

※表示価格は税込


文/山田純貴

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