アメトラ男子のカギモトが[ブルックス ブラザーズ]で発掘!
アメトラの正統がまさかの変化球!? 渋イイ大人の“カモ柄”フリース
いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、20代の編集部員がフレッシュな視点で見つけてきた掘り出し物を深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。
「そっちのカモね!」と膝を打つ、トラッド香るカモ柄が◎
BROOKS BROTHERS[ブルックス ブラザーズ]
テディフリース ダックエンブロイダリー フルジップジャケット
(KNT TEDDY FLEECE DUCK EMB FULL ZIP)
ブランドの今シーズンのキーモチーフである「カモ」の刺繍を全面にあしらった、保温性の高いボアフリース。ややタイトなフィッティングのため着膨れせず、秋口からはアウターとして、真冬はアウターのインナーとしても重宝すること間違いなし。
袖口には、手の甲まで保温できるようサムホールが設けられている。XS、S、M、L、XLの5サイズで展開。3万800円。
飛び交うカモは全部で3パターン
紺ブレ・シャツに留まらない老舗アメトラの新境地!
編集部 カギモト
週1でシャツ×チノパン×ローファーで出勤する25歳。もちろんシャツはブルックスブラザーズのBDシャツ。
突然ですが、「ブルックス ブラザーズのアレ」と聞いて何を思い浮かべます? 王道は紺ブレかシャツかと思いますが、それだけにこの変化球には面食らいました。アメトラのイメージを打ち破る、カモ柄ボアフリースですと!?
ただしミリタリーの方ではなく、カモはカモでも鳥のカモ。古くからハンティングの対象として親しまれてきたカモは、ある意味古きよきアメリカを象徴するモチーフというわけ。
一般的に大人が着るには憚られがちな柄モノですが、そこは200年以上アメトラに向き合ってきた老舗。落ち着きあるオリーブで、大人も臆さず着られる雰囲気に仕上げているのはさすが。
マイルドなオフホワイト系のボアフリースが全盛の今、この渋さがむしろいいじゃありませんか! サムホールや保温性の高い裏地など、アウトドア使いもOKな立派な作りにも脱帽です。
ニューヨーク生まれの老舗が都会を飛び出し、あえてのカモ柄で投じる変化球フリース。熾烈極めるフリース商戦の目玉として期待大カモ!? (文/編集部カギモト)
本格フリースさながらのこだわりにあっぱれ!
防風性に優れるポリエステルの裏地であったか~♡
サムホール付きで気が利いてる!
(問)ブルックス ブラザーズ ジャパン
☎ 0120-02-1818
https://www.brooksbrothers.co.jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2022年12月号の記事を再構成]写真/武蔵俊介 文/鍵本大河 イラスト/TOMOYA