特集・連載
ランタン通なら誰もが 1台は持つ不朽の名番。コールマンのガソリンランタン
結局得する「一生モノ」 うまい棒に牛丼、電気代まで値上がりだって!? どうする?どうなる?日本経済、ぼくらの未来。Beginが愛するベーシックな服や靴や小物を見ても、値上がりこそすれ、値下がる気配はありません……。こんな時代に誰がした? 否、こんな時代だからこそ!せっかく買うなら、ず~っと使えて、長~く愛せるモノこそ絶対正義! この記事は特集・連載「結局得する「一生モノ」」#47です。
“ヴィン腕アナリスト” ビブラント 二子玉川店 店長 中村優汰さんが解析
「40年代グリーンも今後さらに価値が上がる!」
キャンプブームの到来とともに人気過熱中のヴィンテージランタン。その中にあってプロが一生物!と太鼓判を押すのが、コールマンの242Cです。
「名機“200A”が501的存在として知られていますが、この“242C”はある意味そのベースになったモデル。玄人なら必ず1台は持っている名品中の名品です」。
ギアとしてもすこぶる優秀だそうで、「フレームと呼ばれるパーツに鋳物を使っているのも特筆点。後年主流になるスチールよりも錆びにくくて圧倒的に丈夫です」。
「タンクに真鍮を使っていたり、味が出るのも特徴。ただその魅力が広く知られ、ここ10年間で2倍以上値段が上がっています。今が底値だと思って早めの入手をすすめます」
代表作200Aの前身モデルは通ウケも文句なし
7年間しか作られなかった知る人ぞ知る名ランタン
Coleman[コールマン]
ガソリンランタン 242C
1944年~1950年まで作られていた、知る人ぞ知る名品。「コールマンといえば赤のイメージが強いかもしれませんが、通はより古い年代のグリーンに萌えるんです」。真鍮タンクも使うほどにいい味に育ちそ~♡ 4万8400円(ビブラント 二子玉川店)
キャンプ熱の高まりとともに価格が右肩上がりに上昇中
[ガソリンランタン 242Cの価格動向]
ビブラント 二子玉川店 店長
中村優汰さん
古きよきガソリンランタンを中心に、ヴィンテージのアウトドアギアを山ほど揃える、東京・二子玉川の名店。その店長はレストアも自らこなすランタン賢人。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。