気温との闘いさえもイージーに♪ 猛暑の今夏こそ!なノーアイロンシャツ
暑さが厳しかろうとビジネスマンとしてキチッと見せたい向きには、ここで紹介する涼感性能を備えたノーアイロンシャツがおすすめ。今年の猛暑を乗り切るなら、大至急確保です。
「シャツが毎日必要」なBeginキノシタがその道のプロ2人と座談!
「スタイリング」のプロ
スタイリスト 武内雅英さん
スーツからカジュアル、全方位に精通する敏腕。若手編集部員の悩みも聞いてくれる頼れる兄貴で、いい店から赤ちょうちんまで精通する。
「作り解説」のプロ
ライター 吉田 巌さん
もはや全編集部員の新人時代を知る、部員の駆け込み寺。230回を超える「ザ・スーツカンパニー」連載の担当としても長年活躍中!
毎日の仕事でシャツが必要
Begin キノシタ
MEN’S EX志望だったはずが、Beginでも営業担当に。28歳、働き盛り、(先輩譲りの)ヤンチャ盛り! 誰が言ったか、イケメンのさかなクン。
灼熱地獄を凌ぐアノ手コノ手の機能をプラス!
キノシタ 今年の夏の暑さって異常じゃないスか。営業という立場上、どんなに暑い日でもそれなりにかしこまった装いでなくてはダメなので、本当に辛くて……。ユルい格好が許される編集のみんなが羨ましい……。
武内 ビジネススタイルのカジュアル化が加速してるとは言っても、キノシタのような人はまだ多いだろうね。
吉田 ライターとしても、エラい人を取材するときは真夏でも一応キレイな格好をしていくよ。
武内 だったらマッキントッシュ フィロソフィーのこちら(❶)は? ノンアイロンに加え、接触冷感、吸汗速乾、UV対策と、夏に嬉しい機能が全部盛りです! しかもストレッチも利いてますよ。
❶マッキントッシュ フィロソフィー:接触冷感&吸汗速乾
キノシタ 接触冷感ですか。確かに、こうして触るとほのかに冷たさを感じるような……。合コンで隣に座った女のコに“触ってごらん。ヒンヤリしてるでしょ?”なんつっても喜ばれるかも♡
武内 喜ぶわけないだろ(笑)。
ちょっとヒヤッとしてキモティー♡
吉田 おっ、このハダエというブランドのシャツ(❷)もいいな。普通の平織りかと思ったら、裏がふんわりしたパイル地になってる。ナニナニ、これって今治タオルなの? 汗をたくさんかいても大丈夫じゃん。
❷ハダエ:裏がパイル地!?
武内 肌触りという点では、今回集めたすべてのシャツの中でダントツ。ツラ構えもいいので、ビジネスだけでなく、オフの日にはこれにショーツを合わせてもお洒落ですよ。
「ちゃんとシャツなのにパイル地!? 驚いた!」―武内さん
キノシタ 夏休みの旅行で早速真似しようかな。ボタンを2つ、3つあけてチャラリと着こなしても似合いそう。
吉田 鹿の子のポロが好きな自分としては、エストネーションの鹿の子ドレスシャツ(❸)も気になる。
武内 鹿の子もクラシックな涼感素材ですもんね。鹿の子は、洗いを繰り返すと生地がダレたり縮んだりしますが、形態安定加工を施しているからそういう心配もなさそう。
❸エストネーション:縮まずダレない鹿の子
吉田 スポーティになりがちな素材なのに、美しい衿型や、裾サイドにガゼットを付ける凝った仕立てで、ドレス感をキープしているのも上手い。
エストネーション:スポーティな鹿の子なのにガゼットをちゃんと装備
キノシタ アバハウスのシャツ(❹)は、シルエットが綺麗ですね。衿型も少し遊びが利いていて、若いビジネスマンに似合いそう。涼感性はどうなんだろう?
❹アバハウス:超絶伸び&吸汗速乾
武内 吸汗速乾性が高いほか、ラッセル編み特有のシャリッと涼やかなタッチが楽しめるよ。あとこれ、生地のストレッチ性が高いのも魅力。
キノシタ ホントだ! ギュンギュンに伸びますね。外回りの多い営業の自分にはぴったりだなぁ。
ギュンギュンに伸縮するアバハウス
吉田 キミ、そういやこの間、夜の飲屋街を猛スピードでダッシュしてなかった? あれは絶対仕事じゃないだろ(笑)?
Beginキノシタ「こりゃ、大至急夜の街だわ(笑)」 武内さん「見た目は普通ってのがいいよね」 吉田さん「生地や加工の技術がかなり進んでるね」
❶MACKINTOSH PHILOSOPHY[マッキントッシュ フィロソフィー]
夏場の出張にも適したひんやりBDシャツ
「トロッターシャツ」の定番。布帛調のジャージー生地は、イージーケア、接触冷感、吸汗速乾、UV対策と機能満載! ポリエステル100%。1万5400円(SANYO SHOKAI カスタマーサポート)
❷hadae[ハダエ]
ジャケットスタイルにも似合うタオル生地のBDシャツ
衣類用に開発された今治タオル生地を使用する“プレミアムパイル”シリーズのBD。裏面は高さ1mm以下の繊細なパイル地で、夏のみならず年中快適な着心地を叶えた。1万5400円(オギタヘムト)
❸ESTNATION[エストネーション]
ビジネスで品よく着られるドレッシーな鹿の子シャツ
形態安定に特化した“エバーキープ”シリーズから登場した新作。日本屈指のニット産地、和歌山の森下メリヤスに別注した綿100%の鹿の子は高級感も満点だ。1万8700円(エストネーション)
❹ABAHOUSE[アバハウス]
スマートかつモダンなデザインも魅力!
シャリッと爽快なタッチのポリウレタン×ポリエステル生地は通気性に富み、高い吸汗速乾性も実現。ストレッチ性も非常に高く、行動派の夏シャツに絶好だ。1万9800円(アバハウス 池袋パルコ店)
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。