特集・連載
素材使いの妙味で育てて、直して自分色に変わるフィルソン
結局得する「一生モノ」 うまい棒に牛丼、電気代まで値上がりだって!? どうする?どうなる?日本経済、ぼくらの未来。Beginが愛するベーシックな服や靴や小物を見ても、値上がりこそすれ、値下がる気配はありません……。こんな時代に誰がした? 否、こんな時代だからこそ!せっかく買うなら、ず~っと使えて、長~く愛せるモノこそ絶対正義! この記事は特集・連載「結局得する「一生モノ」」#19です。
「ツイルが退色してワッペンの跡が残る。その日が待ちきれない」―シニアブランドマネージャー 柴山さん
頑強なツイルに、分厚いブライドルレザー。クラシックなタフ素材を組み合わせたカバンはちょっとやそっとではヘコたれません。仮に破損しても修繕を重ねて使い続けられるのも魅力。
シニアブランドマネージャー 柴山一加さん
「だからこそ、森林警備隊やハンターといった生粋のアウトドアマンに愛されたのでしょう。5年ほど使い倒して、ようやくいい塩梅の味が出てきました。ここからさらに年月を重ねて、オリーブから茶系に退色する過程が醍醐味。ワッペンを貼っているのはそのためで、数年後に外したときその跡がどう出るか? 今から楽しみなんです」
秋冬から値上げの可能性あり
ヘビーデューティ米国代表
FILSON[フィルソン]
ラギッド ツイル リュックサック
ブランドを代表するバッグで、開口部のレザーが型崩れを防ぐ絶妙な補強に。柴山さんはフロントのベルトストラップに穴を追加してフラップの収まりをよくするカスタムを施した。5万9400円(アウターリミッツ)
フィルソンに携わって10年 シニアブランドマネージャー 柴山一加さんが15年愛用
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。