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“白シャツ”と“ジーンズ”、“ご飯”と“みそ汁”、“鬼”と“金棒”……。切っても切れない関係はこの世にゴマンと存在してますが、“音”と“服”もそんな黄金タッグのひとつ。偉大なアーティストたちがファッションにおいてもカリスマ性を発揮し、両者の垣根を限りなく低くしてくれたおかげで、今日までその蜜月ぶりが堅持されてるんです。ここでは当代きっての作り手の方々に、“音”と“服”への愛情をタップリ語っていただきます!

「機能的な服を着るスタイルもアーティストから学びました」

ホワイトマウンテニアリングデザイナー 相澤 陽介さん

ホワイトマウンテニアリングデザイナー 相澤 陽介さん

Profile
1977年生まれ。多摩美術大学を卒業後、コムデ ギャルソンに入社。2006年にホワイトマウンテニアリングをスタートさせた。ロックからブルース、ヒップホップ、エレクトロまで多ジャンルにわたって音楽を嗜んでいる。

 

アウトドア由来の服作りは父の影響大

「父が米国人とバンドを組んでるバリバリのドラマーだったせいか、小さい頃から洋楽を聴いて育ちました」と言う、英才“音”育を受けた相澤さん。「中学の頃に一時期邦楽のロックバンドにもハマってたんですけど、ソウルとかR&Bが好きな父からすると“ダサい”と(苦笑)。いろいろな楽器が家にあってベースに挑戦してたときもありましたけど、自分は演るより聴くことのほうが多かったかもしれません」

お父さんからは音楽以外にファッションの影響も受けていたそうで、

「ダナーのブーツやバブアーのジャケットみたいな定番アウトドアギアが、家にゴロゴロあったんです。合わせて高校の頃にヒップホップが好きになったのも、スポーツ由来のアイテムを取り入れた服装に憧れるキッカケに。ア・トライブ・コールド・クエストのファイフが、NHLの“ニュージャージー・デビルズ”のユニフォームを着てたんですけど、僕も小さい頃にホッケーをやってたので、真似してその頃のユニフォームを洒落着で着てました(苦笑)。その頃から興味のあるファッションスタイルはあまり変わってないかもしれません。自分が手掛けるモノ作りにも、知らず知らず父と音楽から受けた影響が反映されていると思います」

 

着て聴く音モノ

往年のラッパーたちをイメージしたスポーツJK

ホワイトマウンテニアリングのバーシティジャケット

ホワイトマウンテニアリングのバーシティジャケット

厚手のナイロンツイルを使用したオーバーサイズスタジャン。往年のヒップホップアーティストが愛していたような、普遍的なスポーツテイストが今また新鮮。3万8000円。

(問)ホワイトマウンテニアリング
TEL.03-6416-5381
http://www.whitemountaineering.com/

 

[私的音名品]
アイスホッケーのユニフォーム

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「高校3年時にヒップホップに開眼して、服装もラッパーをオマージュしてたことも(笑)。NHLのサンノゼ・シャークスのユニフォームは、その頃スポーツミックススタイルの要として愛用していた、思い出の一着です」

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2017年12月号の記事を再構成]
写真/上野 敦 船元愛美(プルミエジュアン) 河野敦樹 文/礒村真介 黒澤正人 押条良太(押条事務所) トロピカル松村 宮嶋将良(POW-DER) スタイリング/佐々木 誠 近藤有倫

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