特集・連載
必要なギアは全て積載済み! クルマごと借りる“手間知らず”ワンDAYプラン
未来予想図鑑 今回考えるのは「未来」。未曾有のパンデミックもそう、それに伴うステイホーム需要、さらには働き方の改革も合わさって多くのモノがあふれかえっているけれど、実際に必要なのはなんなのよ~!?って迷うじゃん? だから、時代の流行や風潮に流されず、これから本当に必要なものを探るってのが本企画の命題。オールジャンルにて、自信を持って紹介します。 この記事は特集・連載「未来予想図鑑」#20です。
家に荷物を置きたくないキャンパーへ
“手間知らず”ワンDAYプランがスタンダードになる
キャンプ道具を調べて、揃えてのアレやコレやが楽しいのはよくわかります。でもね、帰宅後に再度取り出してのメンテが必要だったり、収納スペースをどんどん侵食したり、よりよいスペックの新商品に目移りしてしまったり。
キャンプのためにカーシェアすることも珍しくなくなった昨今、じゃあいっそ、年に数度しか使わないキャンプギアごとレンタルするのも大アリだと思うワケです。
キャンプギアごと? そう、新定番になる兆しありの本サービスは、キャンプに必要なアレやコレが積み込まれたクルマごとレンタルできる究極の手間知らずプラン。
ホイールやラックなどをセンスよくカスタムしたキャンプの人気車種にお洒落ギアがセットとなり、返却時もそのまま返すだけ。限りある時間をフィールドでの非日常へと存分に割けるんです。お試しテントデビューにも最適と見た!
9:00 レンタカーを借りる
14:00 セッティング完了
ほ〜ら、簡単に“映える”キャンプが始められる!
ALPINE[アルパインマーケティング]
カーシェア『STORYCA』
カーナビ&オーディオ大手のアルパインが、キャンプ道具と車をパッケージングして貸し出すサービス。写真のファミリー向けパッケージでは、デリカD:5をご用意。テント、イス、クーラーボックス、寝袋まで、一連のキャンプ道具を標準で装備する(アルパイン)
※食材の他、電池、ガス(CB缶)、薪、炭等シェアカーに積載できないものがあります。
昨今のアウトドアブームもあって、いまキャンピングカー市場が大人気! そのルーツが、実は馬車って知ってた? 数百年も前、宿屋が整備されていない時代に居住空間を馬で引っ張っていたなんて驚きでしょ?
必要なギアは全て積載済み!
定評あるギアだけ揃ってます
プロが厳選した「初心者でも設営しやすく」「憧れブランドの人気アイテム」が家族仕様でまるっと。帰宅後にこれを全部取り出して洗う、乾かすという手間を考えると、時間的にも大幅なコスト減と思う次第。
スノーピークやノルディスクなどぜ〜んぶ揃えると約77万円!
それが1泊2日30時間で4万5000円!
前夜もしくは朝の準備に手間取って、テント張ったらもう夜だった……という残念とは無縁に。年に何度キャンプに行くか、またギアにも寿命による買い替えや模様替えが生じる点を考慮すると、これは絶対的に賢い&お得! 24時間以上の利用から予約を受け付け。
2人用のキャンプセットもあり
クルマの屋根に設営するルーフトップテントに泊まれるプランも用意。冬は冬用、夏は夏用ギアにちゃんと入れ替え済みというのも◎。1泊2日30時間で4万円。
レンタカーセットには入ってないけど
[あると助かる!? 手間知らずグッズ3選]
1.SOTOのHinoto
SOTO[ソト]
Hinoto
LEDとは違う、リアルな火がゆらめく灯りがあれば料理も会話もぐっと弾む! この手のガスランタンはOD缶を直接セットするタイプばかりだったけれど、これはカセットボンベからのガス充填にも対応という汎用優等生。Φ38×15.6mm。6930円(新富士バーナー)
2.ヤエイガレージのスリップメスティン
8A GARAGE[ヤエイガレージ]
スリップメスティン
言わずと知れたほったらかし調理ができる定番だが、一方で焦げ付きやすい弱点も。そこで特殊スリップ加工を施すことで、こびりつきやすい目玉焼きやチーズもスルッと♡ これにて調理もお手入れも楽チン! W175×H70×D95mm。5060円(ヤエイガレージ)
3.ローゼンダール社 コペンハーゲンのハンギングバードフィーダー
ROSENDAHL COPENHAGEN[ローゼンダール コペンハーゲン]
ハンギングバードフィーダー
キャンプ場近辺で双眼鏡片手に鳥を探しに行くのは大変。それならこんなグッズでおびき寄せるってのはいかが? 同行者にも野鳥にも喜ばれるはず。景観を壊さない北欧デザインで、自宅使いするのもあり。左のタイプでΦ120×D95mm。3300円(シンワショップ)
※表示価格は税込み
[ビギン2022年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。