wook vol.11

SPINNAKER スピニカーのレック SP-5089-01

日頃からガシガシ使い込んで、このヤレ感をさらに深めるべし

真新しいピッカピカも好きだけど、使い込まれて味わいが増したモノってイイですよね? ことにBegin読者には、そんなヴィンテージ好きが少なくないハズです。で、そうしたオトコの志向に応え、巷にはデニムやバッグ、革小物、シルバーアクセなどに新品ながら古美調に仕上げられた製品が普通に存在するのですが、意外にも時計には、その種の製品が多くは見当たりません。

というわけで今回はイタリアの時計ブランド、スピニカー(SPINNAKER)の新作を紹介します。トップ写真をご覧ください。文字盤、針、インデックス、ベゼル、ケース、リューズなどに退色や変色、擦り傷などのヴィンテージ加工が丹念に&徹底的に施されて、そのたたずまいたるや何十年も使い続けられたヴィンテージのようじゃありませんか! 「レック(WRECK)」と称された、このダイバーズは、そのモデル名が「難破船」を意味するとおり、海底で眠り続ける難破船から引き揚げられ、古びた姿となった時計をイメージしたものなのです。

では、どんな加工がなされたのかというと、トーチランプで火炎噴射(!)にさらしたり、酸浴(さんあび/漂白ののち、希薄な酸液に浸すこと)でパーツの表面を酸化させたり……。しかも、いずれの場合も、職人たちの手作業によって表現されたものゆえに古美の調子が個体ごとに微妙に違っていて、要は全く同一のものがない、世界でただひとつの存在になっているのです!

ちなみに「レック」は自動巻きモデルで、防水性能200mの本格仕様。もっか計4タイプが展開中で、そのうち、トップ写真のブラック文字盤×レッドベゼルの「SP-5089-01」はレザーバンド付きとなります。しかもそのバンドに、夏場の汗などに耐えるウォータープルーフ加工が施されているとあって、日常生活で気おくれなく使用できるのです。

春到来も間近の、この季節。そろそろ手元を飾る時計をダイバーズに‟衣替え”したくなりますよね? そんなとき、「ちょっと人のとは違うダイバーズが欲しい!」ってな人に、この「レック」はイチオシ。ヴィンテージな雰囲気を最初から味わいつつ、通っぽくも見せられる一本です。日頃からガシガシ使い倒して、もっともっとヴィンテージ風味を深めて欲しいと思います!

SPINNAKER スピニカーのレック SP-5089-02

針とインデックスに、鮮やかに発光するスイス製蓄光塗料「スーパールミノバ」を採用。風防は、強度と透明性にすぐれたサファイアクリスタル製だ。写真は「SP-5089-01」(トップ写真)と同様にウォータープルーフ加工が施されたレザーバンドが採用された、ネイビー文字盤×ネイビーベゼル・タイプ「SP-5089-02」。

SPINNAKER スピニカーのレック SP-5089-11 SP-5089-22

ラグジュアリーな雰囲気漂うジュビリーブレスレット付きの「SP-5089-11」(左)、「SP-5089-22」(右)。しかも、そのブレスレットは光沢が抑えられたマット仕上げゆえ、ヴィンテージ加工が施された文字盤やケースなどとの相性が絶妙だ。

スピニカーの
「レック」

駆動方式:自動巻き(セイコー製キャリバー「NH35」)
防水性能:200m
ガラス素材:サファイアクリスタル
針&インデックス:スイス製蓄光塗料「スーパールミノバ」塗布
ケース素材:ステンレススチール
ケース径:44mm
バンド素材:
「SP-5089-01」「SP-5089-02」/カーフレザー(ウォータープルーフ加工)
「SP-5089-11」「SP-5089-22」/ステンレススチール
価格:
「SP-5089-01」「SP-5089-02」/各4万700円
「SP-5089-11」「SP-5089-22」/各4万6200円

問い合わせ先/ウエニ貿易 ☎ 03-5815-3277
https://www.spinnaker-watches.jp/feature/wreck

※表示価格は税込


文/山田純貴

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