特集・連載
アーバンな着こなしを叶えるバブアー史上初のオールグレー
バブアーをもっと知りたい ビデイルなどの定番を一着持っているだけでバブアーを知ってるつもりになってちゃいけません。この英国の老舗アウターが世界中の老若男女に愛され、それどころか人気が年々加速傾向にあるのは、伝統を大切にする一方、時代に合わせてたゆまず進化を重ね、アーカイブを拡充し続けているから。そこを把握しとかないと、新たな美味しい傑作の登場を見逃す羽目に……。そんなわけで今回は、ブランドの奥深い魅力と現在地を知るための基本ルールを作成。これを取っ掛かりにバブアー沼にどっぷりハマってくださいまし。 この記事は特集・連載「バブアーをもっと知りたい」#03です。
買い足し問題に白黒つけたいなら
グレーに染まってみる
バブアーと聞いて真っ先に思い浮かぶ色がセージグリーン。おそらく読者の多くも最初のワックスドジャケットは、この色を選んだことでしょう(実際に一番売れてます)。
ではもう一着買い足すなら何色にします? ネイビーなら旬のフレンチ気分が醸せるし、クールなブラックも捨てがたい……なかなか悩ましい選択になりますよね。そんな買い足し問題にズバッと白黒つけてしまいそうなのが、ご覧の“グレー”バブです。
どうです? 都会のアスファルトにバッチリ映えそうな新鮮なカラーだと思いません? じつはココのワックスドジャケットで、衿もボディもグレーとするのは史上初。だからカブりを避けたい人にも絶好なんですよ。ここからどんな色合いに育つかも楽しみですし、色で迷ったときは是非どうぞ。
新鮮なカラーに加えてシルエットも今どきです
Barbour[バブアー]
オールグレーのビデイルは、同社の傑作に今の気分を注入してリバイバルさせる「ホワイトレーベル」で展開。じつは若干オーバーサイズに設計されており、今らしいユルさも醸せる! 5万3900円(バブアー 渋谷店)
※表示価格は税込み
[ビギン2021年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。