小麦色が復活! “ウィート” グラビスは履くだけで 大人のストリートが完成!
これ以上に足元物欲を刺激する色はない! 名作揃いな’90年代スニーカー。そんななか、グラビスはスノーボードブーツのデザインとボリューム感を取り入れる斬新さで、ストリートのスニーカー勢力図を一気に塗り替えました。その衝撃の登場から、’90年代といえばグラビスという声も少なくありません。今シーズン登場したウィート・カラーは、そんなあの頃の記憶をさらに鮮明に蘇らせてくれます。
某防水ブーツ然り、某モックシューズ然り、このウィート=小麦粉色を見ると、’90年代を思い出すという人は多いはず。’90年代リバイバルが出尽くした感があるなか、その手があったかと刮目いたしました。折しも季節は秋冬。そのシックな色みと質感は、実にタイムリーじゃありませんか! アウターにボリュームのある秋冬コーデにおいて、ともすれば存在感負けしてしまうスニーカー。スノーボーダーやスケーターが太鼓判を押す履き心地のよさはそのままに、見た目にはいい意味で重さのある履き姿になったワークブーツよろしくなウィートなら、バランスバッチリです。いくらリバイバルでも、子供っぽいスニーカースタイルはもう卒業。そんな、大人になったかつての’90年代ボーイの受け皿になってくれそうです。
▶色だけじゃない!

クラウドの頭文字を冠するインソールは、アフタースノーボードというエクストリームスポーツをコンセプトにしたグラビスならでは。ベースは、低反発のウレタンソール。踵には同素材を用いるも、安定性を求めて硬度を高めるこだわりも。表地にはメッシュを採用し、通気性も確保している。インソール単体2500円。
ローテクからハイテクまで、幅広いモデルで展開するウィート。秋冬コーデにおける、文字通り下支えとしてシックな色みと起毛感が特徴。それに合わせて、シューレースやレザーパーツをブラウンにするのはもちろん、アイレットもゴールドを採用する。(ページ上部の写真)ターマックのハイカット、1万1000円。上からクラシックタイプのスリムズ2、8000円。リラックス顔のクレイモア、8000円。’90年代の名モデルターマック、1万円。ギミック目線のライバル、1万3000円。
使用するスエードレザーは、ブーツを想起させるほど肉厚。その肉厚さゆえに足当たりもよい。穴部分のリフレクターもアクセント。
■商品の問い合わせ先/グラビス ☎03-3476-5638
http://www.gravisfootwear.com/
写真/竹内一将(STUH) 文/安岡将文 スタイリング/近藤有倫