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カシオの「オシアナス」といえば、軽量なチタン素材を用いた洗練デザインの内側に最先端のハイテクムーブメントを搭載したプレミアムな時計コレクション。2004年の誕生以来大好評を博していますが、より差のつく1本をご所望なら、最上級モデル「オシアナス マンタ」をベースに数量限定でリリースされる“和”コラボがおすすめです。18年と19年には「江戸切子」、20年には「阿波藍」といった日本の伝統技法をスタイリッシュに昇華したモデルを発表し、どれもが速攻で完売しております。

で、今年の和コラボは何かといえば、1200年の歴史を持つ日本独自の漆技法である“蒔絵”をフィーチャー。民芸チックになるかと思いきや、これまたじつにクールかつミステリアスな仕上がりなんですよ。以下、詳細を解説いたしましょう。

今だけのオンリーワンのオシアナス
プラチナが描く唯一無二の伝統技術

念のため説明しておきますと、蒔絵とは、本来は漆器の表面に漆で絵や文様などを描き、その漆が乾かないうちに金や銀の金属粉を蒔き付けることで器面に定着させる技法のことです。

今回のオシアナス マンタでは、その蒔絵技法をサファイアガラスベゼルと文字盤に採用。漆黒ベースにグラデーション的に蒔かれた白い粒の煌めきが、なんとも神秘的な雰囲気だと思いません? 工芸品っぽさは薄く、むしろ現代アートのようなモダンさを感じさせるのもナイス。蒔絵ってこんな表現ができるんですね。

じつはこの煌めきは7万粒のプラチナ粉によるもの。もちろんすべて手作業で制作しているため、1本たりとも同じ柄がなく、すべてがオンリーワン。とびきりスペシャルなオシアナスが欲しかったら、これが最高の選択です。

京都蒔絵師の下出祐太郎氏が製作担当!

蒔絵仕上げを担当したのは、京都で100年以上続く蒔絵工房「下出蒔絵司所」三代目にして、京都産業大学の名誉教授も務める下出祐太郎氏。創作に加えて文化財の保存修理や復元も行う蒔絵界の大御所で、プラチナを使って水の煌めきを表現した代表作の「悠久のささやき」は京都迎賓館に所蔵されています。

日本の伝統技術を落とし込んだ!

 

今回のオシアナスの繊細なグラデーションは、下出祐太郎氏が得意とする「蒔きぼかし/抜描波文」という技法を用いたもの。代表作「悠久のささやき」同様にプラチナ粉の文様で水の流れを表現しているそうですが、夜空に浮かぶ銀河や舞い落ちる雪なども彷彿とさせ、とてもロマンチックな仕上がりです。

匠の技と感性による文様ですから、先述の通り、1本1本微妙に文様が異なるのもポイント。こんな時計が手首にあれば、たとえば夜のシーンなんかでも会話が盛り上がること請けあいですよ。

オシアナスのハイテク技術はそのまま継承!

 

見た目がスタイリッシュなだけでなく、カシオが蓄積する高度な技術を目一杯投下しているのも今作の美味しいところ。タフソーラーを搭載するため定期的な電池交換は不要ですし、標準電波受信機能に加え、Bluetooth®を利用したスマートフォンリンクによる時刻修正システムにより常に正確無比に時を刻んでくれます。

そんなハイテクムーブメントを搭載しながら、部品点数の削減・小型化と、独自の高密度実装技術により、従来は基盤の両面に配置していた部品を片面に集約しているのもすごい。結果、モジュールの薄型化を実現し、ケース厚も僅か9.3㎜と超スリムに仕立てられています。

まさに一期一会の一生モノ!


薄さを極めた美しいケースを特徴とする「オシアナス マンタ」をベースに、日本の伝統工芸である蒔絵の技法を落とし込んだ「オシアナス マンタOCWS5000ME-1AJF〜プラチナ蒔絵〜」。水の煌めきを表現したプラチナ粉と、鏡面部分をザラツ研磨で仕上げたチタンケースとのマッチングも美しく、リッチなオーラも満点です。もちろんスペック面もオシアナスシリーズの最高峰。伝統と先進が融合した、まさにクールジャパンな新傑作です。世界限定1500本ですから、欲しい人は急ぎましょう、タフソーラー、世界6局の電波受信、スマートフォンリンク搭載。42.3㎜。重さ87g。チタンケース&ブレス。世界限定1500本。275000円。

詳しくはコチラ
写真/植野製作所 文/吉田 巌(十万馬力)

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