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com-ono コムォノのTINY-007 スクエア ミニ ウォレット ワイン

じつはデカく使えて、ちっちゃく閉じられるチビ財布の理想形

「スマホ決済もできるし、デカい財布、いらなくね?」的な巷の風潮もあって、ちっちゃい財布が大人気。そんな中、あまたのチビ財布よりもさらにおチビなマイクロウォレットの先駆であり、そのブームの火付け役となったブランド、コムォノ(com-ono)から待望の新作が登場です。

その「TINY-007 スクエア ミニ ウォレット」は2つ折りに見えても2つ折りじゃなく、3つ折りでもない「2.5折り」の財布。いやもう、「なんだそりゃ!?」って感じですよね? ご説明しましょう。

ブランドの定義では、閉じた際は2つ折りに見えるけれど、開くと3つ折りというデザインから2.5折り財布、とのこと。じつはコレ、基本的には2つ折りなのですが、カード室側、コイン室側のそれぞれの端っこに小さなフラップがあり、さらに札室に長くのびたあおりも付いていて、2つ折りを閉じる際、これら全てを内側に折り倒す構造になっているのです。すなわち「札室のあおりをコイン室の上に折り被せる→カード室下のフラップを内側に折る→2つ折りを閉じる→コイン室側のフラップを折る→終了」ってな手順。(「わかりにくい!」という人は、下記の写真&説明文を読んでネ)。でも、その札室のあおり分を0.5折りとカウントして2.5折り。と、まぁ、このような解釈もできるのですね。

それにしても、なぜにこんな構造になっているのかというと、カード室下のフラップと札室のあおりを付けたことで、その分、開いた際の面積が拡大。これにより、カードや小銭、紙幣の出し入れがグ~ンとラクになるんです。で、閉じればとってもコンパクトに。「なるほど~」と思わず納得しちゃいますね? さすがはコムォノさん。技アリなんです。

ちなみに素材は、キメの細かさと美しさが特長のイタリアンタンニンレザー。使い込むことで色&ツヤが深まる、良く育つ(!)エイジングレザーです。ということで、超おチビなのにデカく使えて、エイジングも楽しい、この画期的なマイクロウォレット。「ぜひ使ってみたい!」と思った人は少なくないと思います。が、しばしお待ちを。発売は6月中旬予定ですので。

com-ono コムォノのTINY-007 スクエア ミニ ウォレット

2.5折りを縦に開いたところ。上下それぞれの端にフラップが付けられているのがわかる。また、札室のあおりが内側に折られている(これが0.5折り分にカウントされる)ので、コイン室がそれに隠されて見えていない。この状態から閉じる際は、下端のフラップを内側に折ってからコイン室側をカード室側に倒し、そのコイン室側のフラップ(写真では上端のフラップ)を下端のフラップ(鉄板が仕込まれている)に被せるようにしてマグネット留めする、という手順になる。

com-ono コムォノのTINY-007 スクエア ミニ ウォレット ブラック

こちらの写真は札室のあおりを開き、その下に隠れていたボックス型のコイン室も開いた状態。このあおりは、こうして開かれることで見開きの面をグンと拡大させて紙幣などの出し入れをスムーズなものにし、かつ収められた紙幣の目隠し役をする。また、財布を閉じた際には、このあおりがマグネット入りフラップから発される磁気からカードを守る遮断板にもなるのだ。なお、カード室は左右に三角マチを付けたことで収納可能枚数がアップし、カードの出し入れも容易に。

コムォノの
「TINY-007 スクエア ミニ ウォレット」

素材:イタリアンレザー
構造:札室1室、コイン室1室、カード室1室
収納量:紙幣約10枚、小銭約15枚、カード約6枚
サイズ:W9×H6.7×D2.5cm
カラー:ブラック、ワイン
価格:各1万7600円(2021年6月中旬発売予定)

問い合わせ先/池之端銀革店 ☎ 03-3828-6605
https://www.ginkawaten.co.jp/
 
※表示価格は税込


文/山田純貴

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