特集・連載
初めて買うならどれがいいの? 得意技別「焚き火台」カタログ6選
アウトドア技&豆知識 みんなが喜ぶテント持ってる? おいしくステーキ焼ける?? スマートに焚き火できる??? 気軽に飲みにも行けない今日この頃、家で動画も飽きてきたし……、もうこうなったらキャンプ行こう!! と思い立ったはいいものの道具もなければテクニックも知らないし、どうすりゃいいの~!? テントや焚き火台をネット検索してみたら最後、種類多すぎてどれ選んだらいいかわからないし(涙)。そんなビギナーも、読めば、キャンプ場のヒーロー確実! 家族の前で、仲間の前で、彼女の前で、絶対に恥をかかせません!! この記事は特集・連載「アウトドア技&豆知識」#23です。
《いろいろありすぎてわからない(涙)から焚き火マイスターに聞いてみた》
こちらで総合力No.1のストーブを紹介しましたが、焚き火台には多彩なスタイル&得意技があります。どれが自分に合うのかわからない(涙)という人も多いことかと。そこで、焚き火マイスターに得意技別No.1の焚き火台を聞いてみました!
コンパクトになるNo.1
組み立てもカンタン♪ 手軽に焚き火が楽しめる
BELMONT[ベルモント]
TABI
バックパックに収まるほど薄く、コンパクトに持ち運べる組み立て式の焚き火台。本体にチタニウムを使用し、形状を工夫することで、強度を保ちながら軽さもとことん追求している。フットワーク重視なアナタにぴったりのセレクト。約423g。W36×H17×D23.7cm。収納時W36×H17.8×D1.5cm。1万1000円(ベルモント)
嵩張らないうえチタン製で軽いので持ち運びが楽チン
地球にやさしいNo.1
風の影響を受けにくい四隅を覆ったデザイン
FIRESIDE OUTDOOR[ファイヤーサイドアウトドア]
トレイルブレザー
効率よく空気を取り込む、ステンレス製のメッシュを火床に使用。煙の少ないパワフルな炎を楽しめる焚き火台だ。付属する難燃性のシートは、灰や油が地面にこぼれるのを防ぐとともに、地面に伝わる熱を遮断。環境への影響を最小限に抑えてくれる。W30×H28×D30cm。収納時W4×H4×D35.5cm。1万2650円(モチヅキ)
シートが受け皿になるとともに、熱を遮ってくれます
薪が組みやすいNo.1
網フード付きで火の粉が舞いにくい
CAPTAIN STAG[キャプテンスタッグ]
ラウンド ファイアピット
すり鉢状の大ぶりなボディとブロンズカラーにアジのある焚き火台。薪に角度をつけやすく、立体的な薪組みが容易にできる。フード付きで、火の粉が飛び散りにくいのもグッド♪ なお、脚は内側にパタンと畳むことができる。グリル用の網も付属する。Φ56×H40cm。収納時Φ56×H17cm。1万5400円(キャプテンスタッグ)
すり鉢状のカタチは薪に角度をつけやすく立体的に組めます
炎が上がりやすいNo.1
インダストリアルな見た目も男心をくすぐる
MURACO[ムラコ]
サテライトファイヤーベース
覆いを省いたステンレスメッシュの火床は、通気性最強! 下からも空気が入るので薪が燃えやすく、高火力の炎を楽しめる。金属加工工場から始まったブランド謹製だけあって、作りの精巧さにもウットリ♡ 収納がコンパクトなのも◎。W45×H25×D42cm。収納時Φ7×D41cm。1万8700円(シンワ ムラコ事業部)
火床がメッシュだから通気性に優れ薪がよく燃えます
直火に近いNo.1
UFO!?な個性派フェイスは目を惹くことウケアイ
TAKIBISM[タキビズム]
リアル ファイヤースタンド ジカビ Lサイズ
原始的な焚き火の姿=直火感覚を味わえる低重心な一台。足元からポカポカの暖かさが堪能できる。外周部は湿った薪を乾かしたりでき、付属のトライアングル型の五徳は湯沸かしや薪組みに活躍。どこかUFOを思わせるルックスも萌えどころです♡ Φ50×H8cm。3万3000円(アンプラージュインターナショナル)
火床が低いので直火に近く、寒い日も足元から暖かい
炎が美しいNo.1
焚き火台そのものの造形美もナンバー1
SOLO STOVE[ソロストーブ]
レンジャーキット
二次燃焼ストーブのトレンドを牽引する米国ブランドより、スタンド付きのキット。温められた空気が二重壁の間を通り、上部から噴出。二次燃焼することで効率よく薪を燃やせる。携行には少々嵩張るものの、炎の迫力、そして美しさは断トツ!!だ。Φ38.1×H31.75cm。3万6300円(アンプラージュインターナショナル)
二次燃焼ストーブの草分け。炎がとにかくキレイです
指南してくれたのは
焚き火マイスター
猪野正哉さん
1975年千葉県生まれ。モデルやライターを経て、現在はアウトドアプランナーとして活動。地元千葉にて「たき火ヴィレッジ〈いの〉」も運営し、焚き火文化の普及に努めている。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。