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知っておくべきアウトドア傑作ギア年 1961〜1972年

誕生から何年、何十年と時を経た今もなお、定番であり続ける傑作ギア。とはいえ、当たり前すぎてじつはよく知らない……なんてギアもあるのでは? ここでは、エポックメイキングな必修ギアとその傑作たる所以を、誕生年とともにおさらいします!

1961年
優雅さと機能美でアウトドアにも寛ぎの概念を導入

LAFUMA ラフマのリクライニングチェア

country:フランス
LAFUMA[ラフマ]
リクライニングチェア

快適な姿勢をマルチポジションでとれる機構で、アウトドアに寛ぎの概念を取り入れた革新チェア。国を代表する製品として、今も国内生産されている。W69.5×H115.5×D83cm。3万1900円(ストリームズ)

LAFUMA ラフマのリクライニングチェア
体に合わせて調整でき「無重力」と称された

1970年代
溶接用から始まったアメリカ製の高品質ワークグローブ

KINCO キンコの50 カウハイド ドライバー グローブ

country:アメリカ
KINCO[キンコ]
50 カウハイド ドライバー グローブ

急速に工業地帯として発展した1970年代アメリカのサンベルト。そこで作られた溶接用手袋が、じつはキンコのグローブ史の始まり。成功を収めたキンコは作業用のラインナップも拡充し、今やアウトドアでも大活躍するタフなグローブの代名詞となった。写真の牛革モデルには耐熱性はないものの、そのタフさは折り紙付き。1980円(津田商会)

KINCO キンコの50 カウハイド ドライバー グローブ

1970年代
ブラジル生まれの電気を使わないホットサンド調理器

BAWLOO バウルーのサンドイッチトースター

country:ブラジル
BAWLOO[バウルー]
サンドイッチトースター

ブラジル生まれのホットサンドメーカーは、現地では商品名がそのままホットサンドを意味するほどの人気ぶり。1970年代に旅行中に見つけた日本人が持ち帰り、改良して発売するや否や一世を風靡した。電気を使わず直火で調理するバウルーは、アウトドアとの相性も抜群だった。W14.2×H3.7×D35cm。4950円(イタリア商事)

BAWLOO バウルーのサンドイッチトースター説明書
目新しい調理器ゆえ、説明書が必要だった

BAWLOO バウルーのサンドイッチトースター

1971年
フレームレスのS字カーブが起こした“軽さ”という革命

RIVENDELL MOUNTAIN WORKS リーベンデールマウンテンワークスのジェンセンパック

country:アメリカ
RIVENDELL MOUNTAIN WORKS[リーベンデールマウンテンワークス]
ジェンセンパック

フレームを使うのが当然だった大型バッグに、チューブ状のストレージを組み合わせ、フレームレスで形状を保つアイデアを導入。圧倒的な軽量化に加え、ソフトな構造は背中に沿う「S字カーブ」を生み出し、体感重量の軽減にも成功。その革新性により、クライマーやピークバガーから圧倒的な支持を集めた。4万9500円(バックストリート)

RIVENDELL MOUNTAIN WORKS リーベンデールマウンテンワークスのジェンセンパック

1972年
時代を超える圧倒的耐寒性能のウィンターブーツ

SOREL ソレルのカリブー

country:カナダ
SOREL[ソレル]
カリブー

レザーアッパーとラバーボトム、着脱可能なフェルトライニングの連携が達成する、-40度の使用限界温度。その完璧な耐寒性能は約50年を経ても色褪せない。2万2000円(コロンビアスポーツウェアジャパン)

SOREL ソレルのカリブー 広告
同ブランドの顔として長年活躍し続けている

 
※表示価格は税込み


[ビギン2021年6月号の記事を再構成]文/ヤマシタユウスケ(あすなろ組)イラスト/TOMOYA

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