特集・連載
ボクにとって運命の出会い♡「あの“作家”から買いたい!」MASANOBU ANDO編
お洒落な人が好きな“器”が見たい! SNSにアップされている美味しそうな料理写真の数々。料理はともかく、盛り付けられているその器、どこの〜?ってこともしばしば。そこで今回は“器”に焦点を当て、お洒落に敏感な業界関係者にリサーチ! すると、さっすがセンスのいいチョイスばかり(驚!!)。いつもの手抜きご飯も、器を替えるだけで映える料理に!? この記事は特集・連載「お洒落な人が好きな“器”が見たい!」#07です。
ジャンルはいろいろあれど、「オレはあの作家が好き♡」。そんな作家の指名買いの作品を愛用している器好きもいます。話を聞いてみると、こういう器選びもオツなモノ!
好きな作家を紹介してくれたのは
カメラマン 上野 敦さん
ビギンでもお馴染みの写真の達人。陶磁器にも造詣が深く、仕事以外でもギャルリ百草にたびたび足を運んで作品を購入してきた。
上野さんの好きな作家
MASANOBU ANDO
「何を盛り付けても絵になる日常の器のマスターピース」―上野さん
「オランダのデルフト焼が好きで、安藤さんがデルフト焼から着想を得た「オランダシリーズ」を作っていることも知っていました。するとたまたま安藤さんを撮影する仕事があり、そこで実際に作品も見て、気に入って購入したんです」。
「使ってみると代名詞の通り、まさに和洋中問わない日常の器。オランダシリーズは何を盛ってもサマになるし、いろいろな器を揃えると統一感が出て、食卓が映える。もう15年以上、食器は安藤作品ですね」(上野さん)
MASANOBU ANDO(安藤雅信)
岐阜県多治見市「ギャルリ百草」廊主、陶作家の安藤雅信氏。和洋中問わない、心地いい日常の器にファンが多い。多様な技法を使い、同じ作品を再度購入できることも嬉しい。
もともと現代彫刻家の安藤氏、シンプルで美しい造形に支持が厚い。割れても同じ作品を購入でき日常の器にピッタリ。試行錯誤の末に生まれたマットな白は料理が映える。
https://www.momogusa.jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2021年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。