玄人にもブッ刺さる苦労知らずの黒まな板

釜浅商店の庖丁にやさしいまな板 黒

おうち時間を向上させる有効打として、料理はうってつけでしょう。やっぱり手際よくメシを作れる男には、大人の包容力を感じますもんね。ならカタチ＝モノから入りましょ♪ってのがビギン魂。

ってことで、早速このまな板をご覧あれ。まず色が黒って時点で男の料理欲をギュンギュン掻き立ててくれちゃいますが、キモはその渋イイ見た目だけじゃなく、“酢酸ビニル”という素材にあります。

一般的なポリエチレン製のプラスチックまな板は、洗剤や漂白剤なんかが使えてメンテがイージーな反面、硬くて包丁の刃を傷めやすいという弱点が……。

だからプロたちは、柔らかくて刃を傷めにくい木製まな板を使うことが多いんです。……が一方、木製は木製で、使用後しっかり洗わずに放置しとくと、カビや菌が発生しやすいうえ、漂白剤を使うのも原則NG。取り扱いがシビアなんです……。

では肝心の酢酸ビニルはというと、なんと双方のいいとこ取り！　刃の当たりが柔らかくて傷めにくいのに加えて、洗剤や各種除菌＆漂白剤も使えちゃう♪と、両素材の利点を受け継ぎながらも、弱点はキッチリ克服してるんです！

包丁のスペシャリストが、調理具専門メーカーとタッグを組んで製作した、玄人も唸る黒まな板。男好みの色が気分をアゲてくれるし、食材もクッキリ見える。愛用包丁にも優しいし、メンテも楽チン♪と、全方位的に包み込む、台所の女房役として重宝必至です！
 

5つのサイズバリエもGood！

コントラストが強いから食材もより色鮮やか♪

ご覧の通り、黒には男心をくすぐるうえに、食材をクッキリ鮮やかに見せるという効能が。プレート代わりにも使えるかも!?（笑）
 

刃こぼれしにくいソフトさを追求

柔らかくて粘りがある分、反りにくくて耐久性◎。厚さ2cmでクッション性もよく、削り直しも可能（有料）だから、長～く愛せる♡
 

包丁への思いやりがハンパじゃない！ 老舗の真心にキュン♥

“包”容力♡

一級品の包丁を求めて国内外のプロが訪れる浅草・合羽橋の名店が、岡山県の調理具専門メーカー、天領まな板に製作を依頼。酢酸ビニル製のプラスチックまな板は、刃を傷めにくく、日々のメンテも楽チン♪ 5種あるうちの中サイズ／W40×H25×D2cm。6900円。

（問）釜浅商店
http://www.kama-asa.co.jp
 
※表示価格は税抜き

［ビギン2020年7月号の記事を再構成］写真／工藤 恒(アルフォース)　文／黒澤正人