特集・連載
ありそうでなかった! 最高にドレスな鹿の子ニットのポロシャツ
ブランド大研究2021 恒例「ブランド大研究」今年も開催! いつの時代でも揺るがない“ブランドの力オーラ=絶大な安心感”を持つ名作を、「なぜ便利?」「なにがすごい?」「比べてみて……」etc.とあらゆる角度で検証、“使える!!”をわかりやすく解説します。知られざる隠れ傑作から希少なレアモノまで、もれなく紹介。情報過多に惑わされずココから選んで、“買ってよかった~♡”を実感ください! この記事は特集・連載「ブランド大研究2021」#17です。
オンオフ兼用をウリにしたアイテムは無数にありますが、ちゃんと今らしいお洒落に効かないとタンスの肥やしに……。では何を選べばいいのか? ポロで考察してみました。
よりキレイめでこなせる大定番ポロのアレンジ版
ポロシャツはモトよりON⇔OFFで活躍しますが、ジャケットやセットアップとの相性を考えたら、ハイゲージで編み立てた“ニットポロ”が使いやすいというのが最近のお洒落さんの共通認識。
でもポロといえばやっぱりラコステの鹿の子ポロ一択という人も多いと思うんですよね。そこでユナイテッドアローズが別注してくれたのがコチラ。鹿の子編みながら、最高にドレッシーに仕上がっているんです!
秘密は糸。鹿の子はガシッと無骨な生地感となりがちですが、通常より細番手の糸で編み上げたことで肌触りが柔らかく、ドレープも綺麗なんですね。しかもこの糸は綿とクールマックスの混紡だから、盛夏も爽やかに着用可能!
もちろんお馴染みのワニロゴをボディと同色にしたのも上品見えのポイント。ややゆったりめのシルエット&長めの袖丈も大人っぽい着こなしに貢献しますし、王道の安定感と今らしいドレス感を両立したポロが欲しいならコレです。
美ドレープや裾リブも品のよさを後押し
LACOSTE[ラコステ]
ユナイテッドアローズ別注ポロシャツ
今までインラインや別注でスムーズな天竺生地はあったが、ラコポロらしさを残すため鹿の子にこだわって別注。ラフに着られるのに見映えは上品♪な使い勝手のいいモデルだ。各1万8700円(ユナイテッドアローズ 原宿本店)
ON:シャツの如く折り目正しい印象
[着こなしポイント]ベージュと白ポロでいかにも春夏らしいビズスタイルを構築。鞄や靴を黒で引き締めたのもポイント。
ビームス プラスのジャケット3万1900円、同パンツ1万9800円(ビームス プラス 原宿)パラブーツの靴7万1500円(パラブーツ青山店)ボルドリーニ セレリアの鞄2万6950円(シップス 渋谷店)アヤメの眼鏡3万6300円(アヤメ)
OFF
[着こなしポイント]カジュアルカーデとのコーデ。白ポロを大人っぽくこなすにはこんなモノトーンな着こなしがオススメ。
スケアーのジャケット3万3000円(アンシングス)ナナミカのパンツ2万2000円(ナナミカ 東京)イノヴェイトの靴2万2000円(デサント トウキョウ)
Since:1933
country:フランス
フランスでプロテニス選手として活躍したルネ・ラコステが引退後に開発した鹿の子地シャツこそが、元祖ポロシャツにしてブランドの出発点。定番「L1212」は世代を超えて人気。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。