コクヨ「ペルパネプ」のノートは3種の紙質からお好みが選べます！

「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」のうち、キミ好みはどれ？

総合文具メーカーのコクヨは、1905年に黒田善太郎氏が大阪市南堀江にて和式帳簿の製造で、その歴史をスタート。以来、たゆまず“書く”ことに真摯に向き合い、引っ掛かりの少ない、心地よい書き味の紙の開発に努めてきました。

そんな老舗がこのたび、紙と筆記具の“相性”に着目し、“書き心地をデザイン”する新ブランド「PERPANEP（ペルパネプ）」をスタートします。「PERPANEP」とは、PAPERとPENを組み合わせたアナグラムで、すなわち、このブランドでは3種類の紙質からなるノートと、それらの紙質に合う筆記具を提案していくのだそうです。

メインのアイテムはノートで、これらは使い勝手や紙質にコダワって製品開発を続けてきた同社が、これまでに培ってきた技術をベースに開発したオリジナル原紙で作られています。で、前述のとおり、その紙質は3種類。筆圧をかけずに軽いタッチで書ける「ツルツル」、軽やかでスムーズな筆記感が味わえる「さらさら」、表面に粗さを残すことで、音を感じる書き心地の「ザラザラ」という内訳です。また、それぞれに5種類の罫線タイプ（3mm方眼罫、4mm方眼罫、5mm方眼罫、4mm方眼ドット罫、中央にタテ罫が1本入った6mmステノ罫）が用意されていて、要は計15種類の製品から好みの1冊が選べるのです。

では、「それらの紙質に合う筆記具は？」となるのですが、コクヨは「ツルツル」にオリジナル製品の「ファインライター」を、「さらさら」にゼブラとのコラボ水性ジェルボールペンを、「ザラザラ」にはプラチナ万年筆とのコラボ万年筆を選定しております。とはいえ、もちろん、これらではなくてもよくて、ユーザーがその紙質に合うと感じた筆記具を自由に利用することが可能。酒と料理のペアリングよろしく、自分なりのノート×筆記具のペアリングが楽しめるワケなのです！

「筆記ではストレスが少ないほうがイイ」とか「書き応えがないと物足りない」とか、書き手の好みはさまざまです。が、書き味が自分好みではないと、書くこと自体がイヤになってしまうことってありますからね。ということで、書くことの楽しさ、心地よさ、そして大切さを再認識するためにも、ここはひとつ、「ペルパネプ」の提案に乗ってみてはいかがでしょうか！

超高平滑のオリジナル原紙を使用した「ツルツル」は、なめらかな曲線や途切れない直線が、筆圧をかけることなく軽やかなタッチで書き出せる。それでいて、インクの濃淡によって文字や線に味も出せるのだ。オススメの筆記具はコクヨオリジナルの「ファインライター」（写真）。インクが染み出すプラスチックのペン先が細く削られているため、どの角度でも書きやすい。「ファインライター」220円（メーカー希望小売価格）。

水性ボールペン、油性ボールペン、シャープペン……と、さまざまな筆記具との相性を追い求めたオリジナル原紙の「さらさら」は、ずっと触れていたくなるほどに心地よいタッチ感が魅力。書き心地もスムーズで軽快だ。また、にじみや裏抜けがしにくく、文字や線に微細な凹凸感も表現できる。オススメ筆記具はゼブラ×コクヨのコラボジェルボールペン「サラサクリップ」（写真）。水性ジェルインクの特長であるサラサラとした書き味と筆記性能が味わえる。「サラサクリップ」143円（メーカー希望小売価格）。

パルプ繊維元来の粗さを残しつつ固めに仕上げたオリジナル原紙の「ザラザラ」は、軽快でありながらもザラッとした筆感で、落ち着いた書き味が楽しめる。また、インクの濃淡を出しやすく、文字や線を表情豊かなものに。オススメ筆記具はプラチナ万年筆とのコラボ「プレピー」（写真）。金属ニブが紙面の微細な凹凸を拾い、紙面をなぞる際に心地よい摩擦感＆摩擦音を生み出す。「プレピー」440円（メーカー希望小売価格）。

開くとフラットな状態になるので、筆記の際に手で押さえるストレスがなく、A5サイズのノートを見開きでA4サイズとみなして使用することも可能。また、撮影やスキャンの際にも楽勝だ。ちなみに罫線のカラーは、インクカラーを引き立てる無彩色を採用している。

問い合わせ先／コクヨお客様相談室
☎ 0120-201-594
https://kokuyo.jp/pr/perpanep/

文／山田純貴