特集・連載
グッとくるグッドデザインを発掘! 北米のミリタリースニーカー4選
脱ありきたりのスニーカー選び これ見よがしなレアスニーカーなんて今さら欲しくはないけれど、結局当たり前の定番に落ち着いて他人とカブって思わずあちゃ~って経験ありません? 友人や同僚と同じスニーカーだった日にはなおのこと。せっかく買ったのに(涙)。ヒネクレたのは嫌だけど、ありきたりはもっと嫌! だからお洒落な人ほど「スニーカー選びは難しい」と答えるわけです。休日はほぼスニーカーだより、平日もスーツにスニーカーが主流の今、一億総スニーカー時代の一番使えるスニーカーは何だ?を探ります。 この記事は特集・連載「脱ありきたりのスニーカー選び」#18です。
かつて世界を動かしていたといっても過言ではない北アメリカとヨーロッパ。各々が国家の威信をかけて軍事力を高めんとしのぎを削り、それに伴ってミリタリーシューズも進化&多様化していったんですね。
そんな骨太な成り立ちもさることながら、やっぱりアガるデザインが多いってのも軍モノの魅力で、なかには「何だコレ!?」なんて言われそうな盲点作も。あまりお目にかかれない、新戦力間違いなしの北米の軍スニをご覧あれ!
Canadian ARMY
シンプルを極めた’90年代カナダ軍トレーナー
REPRODUCTION OF FOUND[リプロダクション オブ ファウンド]
カナディアントレーナー
’90年代にかけてカナダ軍で採用されていたトレーニングシューズを、スロバキアの軍需工場で再構築。アッパーにはイタリア産レザーを、内装にはピッグレザーを配したシンプルなデザインは、オンにも対応できる上品さを備える。2万1800円(アイ ファウンド)
U.S. NAVY
第2次世界大戦の米海軍オフィシャル
SPERRY TOP-SIDER[スペリー トップサイダー]
クラウド キャンバス オックスフォード
波状の切り込みが入ったスペリーソールが高く評価され、第2次世界大戦期には米海軍のオフィシャルシューズとして供給。ケネディ元大統領もボートで着用するなど、軍需から次第にアメリカンカジュアルに浸透したもはや超定番だ。6800円(スペリー ジャパン)
こちらはアーミー風味なコーデュラver.
REPRODUCTION OF FOUND[リプロダクション オブ ファウンド]
U.S. ネイビーミリタリートレーナー
こちらは、U.S.ネイビーのシューズをベースに、軍用シューズを作っていた工場でリビルド。マリンシューズなのにアーミーちっくなオリーブのコーデュラナイロンを採用し、テフロン加工を施すことで撥水性&防汚性を付与した。1万2800円(アイ ファウンド)
U.S. ARMY
アメリカ軍が信頼を置く現役ミリタリー靴
MERRELL[メレル]
アジリティピーク MID WP
アメリカ軍御用達のメレルが2017年にスタートさせた「タクティカル」ライン。トレランシューズがベースだけあって快適性は折り紙つきだが、何よりその渋~いカラーリングが男心をくすぐりまくり! これ一足で街はもちろんアウトドアでも活躍する。1万7500円(オッシュマンズ新宿店)
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。