特集・連載
ニューバランスもコンバースも(嬉) 買わなきゃ後悔…な名作スニーカー復刻ニュース!
脱ありきたりのスニーカー選び これ見よがしなレアスニーカーなんて今さら欲しくはないけれど、結局当たり前の定番に落ち着いて他人とカブって思わずあちゃ~って経験ありません? 友人や同僚と同じスニーカーだった日にはなおのこと。せっかく買ったのに(涙)。ヒネクレたのは嫌だけど、ありきたりはもっと嫌! だからお洒落な人ほど「スニーカー選びは難しい」と答えるわけです。休日はほぼスニーカーだより、平日もスーツにスニーカーが主流の今、一億総スニーカー時代の一番使えるスニーカーは何だ?を探ります。 この記事は特集・連載「脱ありきたりのスニーカー選び」#03です。
ビッグニュースです! ニューバランス、コンバース、アディダス、ケースイスの人気4ブランドから、名作スニーカーたちが次々と復刻!! いずれも即完売が予想される名作ばかりなので、早めのチェックがオススメですよ。
【ニューバランス】幻の“990V2”が蘇る!?
―KITH TOKYO 俣野さん・談
990“V2”はKITH創業者のロニーが大切にしているモデル。「“V2”は初代から立体的なソールユニットに変わった、ハイテクとローテクが切り替わるスタート地点のような位置づけで、最もリスペクトするべき型だ」と昔から言っています。
昨年4月に別注カラーをゲリラ販売した際は、数分で完売するなどファンは多いですよね。
さらに今回は、“V2”の原点に忠実な復刻とあって、クラシック好きにはたまらないはず。日本ではウチだけでしか手に入らない超限定品なので見逃し厳禁です。
KITH TOKYOディレクター 俣野純也さん
伝説のソールをソウルフルに復刻!
New Balance[ニューバランス]
M990V2
990番台の7作目として、オリジナルが1998年に出た990V2 。アブゾーブの採用など990のハイテク化はここから始まる。最後に復刻されたのは2016年のことで、今日ではファンの間に漂う飢餓感もかなりのもの。2月中旬発売予定。2万9000円(KITH TOKYO)
NYの名ブランドKITHだからできた復刻なのだ
KITH(キス)
10代前半からキックスシーンでキャリアを積んできたロニー・ファイグが2011年にオープンした、NY発のブランド。スニーカートレンドに絶大な影響を誇る人気店である。
そもそもニューバランスの“V(シリーズ)”って何?
ニューバランスがフラッグシップ機の990を改良するたび、冠するバージョンのこと。最新は5代目だ!
V1
ルーツと言うべき初代が発売されたのは1982年。「1000点満点なら990点の出来栄え」という謳い文句とともに、当時のスニーカーの平均価格の3~4倍もの定価が設定された。
V2
今回KITHが復刻するのがこのバージョン。V1との一番の違いは小さくなったNマークと、より複雑化したソールの構造。昨今の旬にもぴったりハマるルックスと言える。
V3
現在まで続く同シリーズの人気を決定づけたのが、2012年に発売されたV3。メッシュの面積を増やし通気性を高め、軽量化している。タンのダイヤモンドパターンが特徴的。
V4
ソールユニットの設計を見直し、クッショニングや安定感を向上させた2016年発売モデル。ナローになったNマークとトウ、ヒールにはリフレクターをあしらった高視認性の一型。
V5
2019年より現在まで続く、シリーズ最新作。ENCAPとABZORBを組み合わせた緩衝性抜群のソールを採用し、履き口にはTPUバンドをあしらうことで横ブレを軽減している。