特集・連載
ざっくりハイゲージさえあれば穿き込んだデニムが見違える!
一点上質主義 これから先どうなっちゃうの〜!?って、こんな時代に欲しいモノがあっても買えないよ(涙)って人も多いことかと。不要不急の外出はせず、買い物は生活必需品だけ……、という窮屈な日々に改めて気づかされるのは「いらないモノはいらない」という当たり前の真実。それならば! こんな時代だからこそ、「これさえあれば」を考えるのが“GOOD LIFE BIBLE”たるビギンの使命。徹底的に無駄を省いて、「これから」の生活を豊かにしてくれる“いいモノ”を一点だけ買い足してみませんか? というのが本特集のご提案です。 この記事は特集・連載「一点上質主義」#01です。
世界でひとつ!?のロンTみたいに着られる24ゲージサーマル
色落ちしたデニムを穿くのなら、上品なトップスでコントラストを利かせるのがお洒落の近道。でもあまりに風合いがかけ離れては浮いてしまいますから、程よいつながりも肝要です。
そこで浮かびあがる、“これさえあれば!”が、ジョン スメドレーのざっくりハイゲージ。ジョンスメでサーマル!?という驚きもありつつ、24Gで編まれたそのサーマルニットは、表情豊かにして印象上品。いつものデニム姿にさらりと馴染みながら、バッチリ格上げしてくれる♡というわけです。
ハイゲージニットなのにロンTライクに着られるそのワケは、ストレートショルダーと呼ばれるT字型の袖付けにあり。これによって肩周りにドレープが生まれ、身幅にゆとりをもたせているから、一枚で着てもカッコいいんです。さらに、手間のかかるリンキングの技によって肩周りのゴロツキを抑えている点もさすがの一言。
これさえあれば、いつものデニム姿が何倍増しにも見違えます!
JOHN SMEDLEY[ジョンスメドレー]
サーマルニット A4444
24Gというハイゲージで編まれた、まさしく最上級のサーマルニット。ランダムに並ぶ畝はニュアンスも満点。ならではの上品さを備えながら、カジュアルなボトムスとの相性が抜群!だ。なお、肌触りはドライで軽やか。程よいゆとりなので重ね着もしやすく、長い期間着られるのが嬉しい。各3万6000円。(リーミルズ エージェンシー)
上品ニット&ラフなデニムの対比が、お洒落のツボ。なおニットは、程よいゆとりを設けた最新仕様。白Tの上に着るだけでサマになる。レミ レリーフのTシャツ5500円。(ビームス プラス原宿) リーバイス メイドアンド クラフテッドのデニム2万2000円。(リーバイ・ストラウス ジャパン) サヴソルのシューズ2万4000円。(オージー ストア)
ロンTライクに着られるストレートショルダー
ピタッと美しい“ファッションショルダー”ではなく、肩回りに程よいゆとりの生まれる“ストレートショルダー”を採用している。
ハイゲージニットのリンキングは高等技術!
編み目と編み目を合わせ、ここに糸を通してつなぐのがリンキング。ハイゲージとなれば編み目も細かく、当然、高い技術が求められる。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。