wook vol.11

日本における“丸編みニット”のシェア約40%を誇る和歌山県。100年以上の歴史を誇るその地では数多くの老舗ニッターが日々しのぎを削っています。一方で、彼らはともに和歌山ニットの未来を描く「和歌山ニット工業組合」の同士でもあるんです。今回Beginでは、そんな職人魂とバイタリティにあふれた9社とコラボレーションを行いました。

丸編みニット生地生産国内一位を誇る和歌山県。高品質で独特の風合いが評価され、国内外の高級ブランドにも多く使用されています。

テーマは洋服の基本中の基本ともいえる「白Tシャツ」。9社がそれぞれの特長を前面に押し出した思い思いの白Tを手掛けています。たかが白Tと侮ることなかれ、プロの手にかかればこんなにも個性的な白Tが出来上がるのです!

それぞれの特性を生かした9種類の白Tは、生地の風合いも異なるため全く違った個性を発揮しています。そのため、与える印象もキレイめからカジュアルまで幅もあり、スタイルの好みでも選ぶことが可能です。また、今回は生地特性に合わせてSTANDARD FITとLOOSE FITの2種類のシルエットを揃えました。すでに迷いに迷ってしまうほど各社ズバ抜けて高いポテンシャルの白Tですが、個性を味わえる代表的な3社をここで紹介していきます。全種類の詳細と製作に対する思いなどはBegin Market 和歌山莫大小特設ページをご覧ください。和歌山莫大小を着比べてほしいという思いを込めて、現在2枚購入で1,000円OFF、3枚購入で2,000円OFFを実施中。この夏のお供にぜひ。>>>和歌山莫大小の特設ページはこちらから

“和歌山莫大小”で至高の白Tを①【ベーシック】阪和 / プレーンブレッド

白Tはコーディネートの顔となる日もあれば、羽織りとパンツを生かしたりまとめたりする役割も兼ね備えています。ふと考えてみるとなんだか食パンみたいじゃないかなあ、と。主食になりうる存在な上、素材にこだわった高級志向のものもある。しかもハムやタマゴをサンドすることで脇役としても効果的ですから。そんなオールマイティさを体現するのが、阪和が編み立てたその名も「プレーンブレッド」です。

阪和は和歌山莫大小に参加するニッターで最も規模が大きく、白Tといえば誰もがその名を思い浮かべる某アメリカブランドのパックTや、日テレ「24時間テレビ」のチャリティーTシャツを手がけるなど、Tシャツを知り尽くしたスペシャリスト。今作は糸番手、ゲージともオーソドックスながら、編む時に糸を引っ張ることで密度を増す“度詰”という技法を採用しています。通常、度詰すると生地が硬くなってしまいますが、1960年代に作られたアズマのシンカー編み機を用い、ゆっくりと時間をかけて編み上げることで柔らかさを表現しました。

生地に適度なハリコシがあるため、洗濯しても痩せにくく着ているうちに程よい味が出てくるのも特長。また、キレイめでもカジュアルでも幅広いスタイリングに合わせやすい点が魅力です。今回はルーズフィットを採用しているので、一枚で着るのはもちろんのこと、ジャケットや革ジャンと合わせたり、はたまたインナーとしてシャツの下にも使えるオールマイティさ。今回のラインナップ内でもベーシックな一枚だけに何枚あっても困らない仕上がりになっています。>>>詳しくはこちら

“和歌山莫大小”で至高の白Tを②【キレイめ】カネマサ莫大小 / 40スピンリサイクルオーガニック引揃度詰天竺

1964年に和歌山市で創業したカネマサ莫大小は、超ハイゲージである36ゲージを主力に、最高46ゲージが編める特注のコンピュータージャガード機も所有する、未来へと舵を切った先鋭のファクトリーニッター。世界でもここでしか編めない超ハイゲージニットが話題を呼び、この春自社ブランドである「KANEMASA」をスタートさせました。今回の企画ではサスティナブルを意識したスピンリサイクルオーガニックという糸を別注。シルクのようなきめ細やかな光沢があり、ラグジュアリーな雰囲気を漂わせる一着に仕上がりました。

スピンと呼ばれる世界で2番目の繊維長を持つ超高級原料の落ち綿(スピンリサイクル)と、DCHというオーガニックで1番の繊維長を持つインド産超長綿をブレンド。そして、40番手の糸を作り上げ、それを2本引き揃えて28ゲージのシングル編み機で限界まで度詰して編まれたのがこの「40スピンリサイクルオーガニック引揃度詰天竺」です。うん、難解ですね。要は超高品質コットンが持つ美しさを最大限に引き出したニットってこと。

美しさを最大限引き出したコットンはメゾンブランドのそれに匹敵する圧倒的な品のある表情を示してくれます。そのラグジュアリー感を生かすためにも本作にはスタンダードフィットを採用して、ジャストサイズで着てもらうことを推奨しました。オフシーンで重宝することは確実ですが、例えばスーツジャケットのインナーとして用いるなどドレスダウンにも有効。パックTなどではなかなか味わえない高級感を堪能できる白Tとして、自信を持ってお送りできる一品です。>>>詳しくはこちら

“和歌山莫大小”で至高の白Tを③【カジュアル】風神莫大小 / 真夏のウィークデイ

風神莫大小はカネマサ莫大小とは対照的にローゲージといって比較的目が荒く、分厚い生地を得意とするニッター。今回はおよそ40年前に製造された両面シングル編み機が生み出す“リバーシブル天竺”というニッティングを採用しています。文言ではなかなか伝わりにくい部分がありますが、「チャンピオンのフットボールTシャツに使われていた生地と言えばピンとくる方が多いかも知れませんね」と代表の風神昌哉さん。その言葉が示す通り、どこかビンテージのような風合いが漂う、夏にピッタリな白Tとして完成しました。

リバーシブル天竺とは別名“両面天竺”とも呼ばれ、表裏の素材を変えられる編み方。その技術を駆使し、表面は肉厚でソフトなアメリカっぽいビンテージ感を持つコットン、裏面には吸水速乾性と消臭効果のある糸を採用。それにより馴染みのある見た目に、汗を吸い取りデオドラント効果も期待できる機能性を付加した生地が完成しました。また、昔のアメリカ製Tシャツは“斜行”といって使っていくにつれて段々とねじれが生じてしまうのですが、これも編み方で解消したことで洗ってもシルエットはキープ。Tシャツヘビーユーザーにとっては嬉しい仕様ですよね。

「デイリーウェアとして、毎日のように着て欲しい」と風神さん。その願いも込めて、本作は「真夏のウィークデイ」と名付けられました。こうして作り上げられたTシャツの風合いは、どこか懐かしく、そして人の温かみをも感じることができます。夏の強い日差しの中でもゆったりとした風合いが風にたなびく感覚。どれも魅力的な和歌山莫大小の面々ですが、今作が最も夏に似合うといっても過言ではないでしょう。>>>詳しくはこちら

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