特集・連載
いつの時代も変わらないリーバイスヴィンテージ501は“今”がグッドプライスだ!
グッドプライスは偉大だ! えっ、こんなに安いの〜!?と思ってポチッとしたけど……、何度か使って押入れorタンスの肥やしに(悔)なんて経験、誰しもありますよね? おうちでネット漬けの日々にはいろんな誘惑が忍び寄ってくるものですが、かつてなく先行き不透明なこんな時代だからこそ、永久不滅の“グッドプライス”をお届けするのが「安くていい」を追求してきたビギンの使命。ただ安いだけじゃなく「価格を超える価値」を持つモノ&コトを厳選し、大枚をはたかずとも充足感♪が得られる教則を導き出しましたので、ご一読あれ。もうこれ以上、無駄遣いはさせません!! この記事は特集・連載「グッドプライスは偉大だ!」#01です。
改めて探してみたら……“最後の”タテ落ち66前期モデルも意外と手が届くでしょ?
流行に左右されず歳をとっても安心して使える、普遍で不変なモノを“ベーシック”と呼ぶならば、その筆頭は迷わずリーバイスの501でしょう。とりわけベーシックの頂点たるヴィンテージの501は、絶対的な存在として昔も今も服好きを惹きつけてやみません。
でも、さぞかしお高いんでしょ? ……なんて心配ご無用! 改めて探してみると、例えば“最後のヴィンテージ”と呼ばれる66前期モデル(1973~’78年に製造されたモデル)であれば、グッドサイズ&グッドコンディションであっても意外と手の届く金額で見つかるんです。
これより古い年代では相場も上がり、1978年以降の66後期モデルではヴィンテージの醍醐味である“タテ落ち”が期待できません。
ヴィンテージデニムの魅力を存分に味わえる写真の一本で3万円台が現在の適性相場。これなら普通に穿けるでしょ?
ヴィンテージの名店、ベルベルジンの藤原 裕さん曰く「66以前のモデルに比べてまだ玉数があるので、自分に合う一本が見つかるはず」とのことですが、年々少なくなる一方なので、このプライスゾーンで買えるのもおそらく今のうち。
むしろ10年後や20年後には、さらに“価値あるベーシック”になることは間違いありません。いつの時代も変わらない、偉大なるグッドプライス代表です。
35,800円
Levi’s[リーバイス]
501 66前期モデル
501のなかでも1973~’78年頃に生産された、通称「66(ロクロク)前期」モデル。それ以降はタテ落ちが見られなくなるため、“最後のヴィンテージ”とも言われる。ベルベルジンでは常時10本程度をストック。写真の一本はW31×L29インチ。(ベルベルジン)
ロットナンバー上部のスタンプが「66」の特徴
写真の個体では消えかけているが、ロットナンバーの上に押された「CARE INSTRUCTIONSINSIDE GARMENT(製品内に取り扱い表示)」のスタンプが当時の特徴。
66モデルではトップボタン裏に「6」と刻印されているものが多い。これは工場番号といわれており、「6」はテキサス州のエルパソ工場を示す。
当然セルビッジ付き。
内タグの3行目の数字は、製造された月年&工場を示し、こちらは「356」=1975年3月6番工場での生産を指す。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。