特集・連載
教えて! ヴィンテージなデニムを上品に穿く方法
手持ち服でお洒落になれる方法 気軽に買い物もできない昨今ですから、ワードローブを更新できずにお困りの方も多いことかと。でもね、フレッシュに装うのに必ずしも服の新調が要るわけじゃないんです。コーデ如何で服が化けることなんて、ザラですからね♪ そこで、ベーシックの魔術師ことスタイリストの鈴木 肇さんと一緒に考えたのが、“手持ちの服”を活用してお洒落になる方法。例えば、みんなのタンスにある紺ブレ、グレースラックス、ボタンダウンシャツ、デニム、スウェット、ショーツ、アウトドアシェル、ロンTの8着を正しく活用すれば、「昨年までとは違う」お洒落が簡単に手に入るんです! この記事は特集・連載「手持ち服でお洒落になれる方法」#03です。
白ロンTも白BDもタックインすれば3秒でフレッシュ!
お母さん、ジーパンにTシャツ入れたらみんなに馬鹿にされちゃうよ……(涙)なトラウマのせいか、タックインアレルギーな人、多いですよね?
でも今、お洒落な人はみんな裾をズボッ! なぜって、そのほうが断然、上品だから。白Tも白BDも、裾を入れるだけで新鮮に装えるとなれば、試さない手はありません。
とタックインの相性もじつは良好。インした服の裾を軽~くたるませれば、品よくこなれた“今” のバランスが今すぐ手に入るのです。
白ロンTをタックイン
紺ブレ以外はどカジュアルでも、タックインひとつで上品に。バトル レイク アウトドアーズの鞄5400円。(ユーソニアン グッズ ストア)ヴァンズの靴5500円。(ABC-MART)眼鏡はスタイリスト私物。



ロンTに紺ブレONがさらに大人っぽく上品な印象に変わる
使用した“手持ち服”はこちら
左:紺ブレ/BEAMS PLUS[ビームス プラス]
ガシガシ着られるコーデュラナイロン混の“コンバットウール”を用いた、プラスのベストセラー。3万2000円。(ビームス プラス 原宿)
中央:デニム/WAREHOUSE[ウエアハウス]
アメリカ古着の色落ち感と、古着では得づらいジャストレングスを両立する、現代の理想形デニム。2万4000円。(ウエアハウス東京店)
右:ロンT/HANES[ヘインズ]
プレーンにして超タフな“ビーフィーT”は、あらゆるコーデの下地に重宝。1900円。(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)
白BDをタックイン
INから色柄のあるTシャツを覗かせるとなおお洒落。パラブーツの靴3万4000円。(パラブーツ 青山店)Tシャツはスタイリスト私物。



白シャツ×デニムのベーシックスタイルに新鮮な変化をさらり
使用した“手持ち服”はこちら
左:ボタンダウンシャツ/INDIVIDUALIZED SHIRTS[インディビジュアライズド シャツ]
ご存じアメリカントラッドの正統を受け継ぐブランドより、寛ぎ感のあるクラシックフィットのBD。2万3000円。(メイデン・カンパニー)
右:デニム/WAREHOUSE[ウエアハウス]
アメリカ古着の色落ち感と、古着では得づらいジャストレングスを両立する、現代の理想形デニム。2万4000円。(ウエアハウス東京店)
【ベーシックの魔術師直伝】
スタイリスト
鈴木 肇さん
ベーシックを愛し、ベーシックに愛された、本誌お馴染みのスタイリスト。普通の服をさらりとお洒落に見せる理論的なテクニックと、そ~くる!?な魔術師的センスを併せ持つ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。