HISTORY

ここ20~30年で目覚ましい発展を遂げてきたスノーボード。 ウインタースポーツに限らず、ここまで急速にメジャー化した スポーツは珍しい。また近年は日本人ライダーの国際的な 活躍も目覚ましく、国内でも再び盛り上がりを見せている。 ただスノーボードの魅力にとりつかれる人が多いなかで、 成り立ちを知っている人は意外と少ない。そこで今回は歴史を振り返りつつ、スノーボードのイロハを学んでいくことにしよう。

スノーボードはフリースタイル、アルペンといった基本的なスタイルに、 近年は自然の山を滑るバックカントリーなど楽しみ方が幅広い。それに伴いボードやギアの種類も豊富で、 近年もまだまだ進化が続いている。写真のボードはバートンの「フライトアテンダント」。雪質、地形を 問わず、オールラウンドに適応する。7万8000円。(問)バートン☎03-5738-2555

スノーボードはもともと子どもの玩具から始まった

定番アイテムの基礎知識

スポーツ

【スノーボード】

●一枚の板に両足を置いて、スキーのように雪上を滑るスポーツや遊び。
●もとはただの木の板だったが、’80年代以降、スキーの製造技術を取り入れることで、滑走性と人気も飛躍した。

 現在の形の起源は’65年のこと。 米国ミシガン州のジャーマン・ホッペン氏が娘へのクリスマスプレゼントにと、子ども用スキーをボルトで留めて一枚の板を作った。これを使いサーフィンのように滑ったのが評判となり、ブランズウィック社がスノーとサーファーの造語「Snurfer」(スナーファー)の名で玩具として発売。これがのちのスノーボードの原点となった。
その後、スナーファーによる「スノーサーフィン」という遊びが拡大し、各地で板の開発も進む。 また当時の板にはサーフボードを思わせるフィンも付属していて、深雪でなければうまく滑れなかった。 そしてスノーボードの名が広まったのは、’85年の北米スノーボード協会発足がきっかけ。 それまではスノーサーフィンの呼称が一般的だった。

写真/池田佳史 文/桐田政隆 スタイリング/鈴木 肇 取材協力・素材提供/バートン

本記事に掲載されている商品の価格や問い合わせ先、仕様などの情報は、原則として雑誌Beginの連載に掲載された当時の情報となり、現在の仕様や価格、情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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