特集・連載
こんなのあったの~!? 全国ブツ賛展
定番色で着たいクレプスキュールの看板ニット【地方別注の名品】vol.65
こんなのあったの〜!?全国ブツ賛展 別注やコラボがあふれ、アイテム個々の特別感もすっかり薄くなってしまっている昨今。しかしあなたの住む街から視野を広げれば、世の中にはまだ特別な逸品がたくさん眠っている。これまで多くの“ローカル名品”を紹介してきたビギンが、ご当地ショップ別注&ご当地コラボを発掘! この記事は特集・連載「こんなのあったの〜!?全国ブツ賛展」#65です。
北海道・東北 関東 中部 関西中国・四国九州・沖縄
関東 栃木・宇都宮市で発掘!
無地のベーシックカラーで魅力がさらにアップした、コーナーズアーク×クレプスキュールのモスステッチニット
今シーズンもビッグシルエットが幅を利かせているわけですが、このトレンドを少なからずプッシュしてきたのが男女二人のデザイナーによる実力派、日本のクレプスキュールです。クレプスキュールといえばシンプルなイメージが身上なのに、代表アイテムの鹿の子編みのアイテムは、なぜか今シーズンは派手めのマルチボーダーのみというラインナップ。そこで、無地でオーダーしたのが、コモリやオーラリー、カーリーなどドメスティックブランドに強い宇都宮市の「コーナーズアーク」です。
別注したアイテムはスウェットのようなクルーネックとVネックのカーディガンで、それぞれベーシックなブラックとベージュでオーダーしました。看板アイテムなので説明するまでもないのですが、度詰めの鹿の子編みで仕上げ裾と袖のみをリブにしたニットは、タフな素材とゆったりしたシルエットで幅広いシーズンに対応。それゆえ着られるシーズンも長いわけですが、洗濯を繰り返しても生地が丈夫なのでヘタり知らず。とくにクルーネックはニットとスウェットの中間のような存在で、きれい目なスタイルにもピタリとハマります。カーディガンはライトアウター感覚で着られるので、肌寒~い朝や夜に重宝必至! 1万6000円(クルーネック)、1万9000円(カーディガン)
糸の密度を詰めて編む度詰めの鹿の子編みなので、コシのあるしっかりした生地が特徴。カーディガンにはサイドにポケットが付いています。
(問)コーナーズアーク
TEL. 028-633-0276
http://www.arknets.co.jp
※表示価格はすべて税抜きです。
写真/伏見早織 文/トライアウト スタイリング/宮崎 司(CODE)