特集・連載
今、欲しい雑貨・小物の最新ジャパン・メイド【関西編】
通が欲しがるニッポンの傑作 「メイド・イン・ジャパン」といえば最"優"品質を保証する目印。家電、自動車、カメラ……世界が驚愕した名モデルは数あれど、日本人だからこそ、ビギンだからこそ提案できる通自慢な傑作があるんです! わかっている人こそ「スゴイーデスネ」と欲しくなりますよ!! この記事は特集・連載「通が欲しがるニッポンの傑作」#21です。
[福井]漆器
縄文人もビックリ!? 彩食兼備な漆器
[RIN&CO.]
越前硬漆
縄文時代にはすでに使われていた漆を使い、モダンな形と色を表現。福井大学と共同開発した越前硬漆は、その名の通り塗膜が従来の漆より硬く、食洗機も可。椀Φ10.3×H5.5cm。各3500円。平皿Φ12.3×H2cm。各3500円。黒のみ3850円。(中川政七商店)
[福井]漆器
樹脂+木製蓋でオシャレなお椀型入れ物に
SEKISAKA[セキサカ]
ストア スタンダード・エディション
英デザインスタジオとの共同プロジェクト「ジャパン・クリエイティブ」から生まれた多目的器。漆器に着想を得つつ、軽量なABS樹脂とウレタン塗装、シリコン付き木蓋と、実用的。小Φ11.3×H10㎝。3400円。大Φ11.3×H14.5cm。3800円。(SEKISAKA)
福井県若狭町で発見された、縄文時代草創期の集落遺跡。そこで、土器や石器とともに、約6100年前となる日本最古級の漆製の櫛をはじめ、多数の漆品が発見された。
[奈良]草履
むしろ、今こそ新鮮な’60年代発ヘップサンダル
HEP[ヘップ]
ヘップサンダル
1950~’60年代に流行したヘップサンダルの生産で、一躍サンダル名産地となった奈良県。ちなみにヘップサンダルとは、オードリー・ヘップバーンが映画『ローマの休日』で履いていたことに由来している。9000円。(川東履物商店)
[奈良]草履
日本古来の雪駄が健康ルームサンダルに!?
YAMATOKOBO[大和工房]
ルーム雪駄
千利休が考案したといわれる雪駄。それを和履の名産地・奈良県の大和工房が、足つぼ付きルームサンダルに。ソールの裏側には、厚手フェルトの滑り止め付き。その開放感は、夏の部屋履きに最適です。5900円。(藤巻百貨店)
雪駄に足ツボで履くだけで健康!
奈良県は農家の副業として明治時代より草履作りが盛んで、昭和25年にはビニール製へと移行。オシャレな便所サンダル=ベンサンを生産しているのも、奈良県だ。
[京都]縮織
伝統織りの心地よさに、愚息もさぞや喜ぶことかと
YAMASHIRO[山城]
京都縮織ボクサーパンツ(右)、トランクス(左)
山城といえば、京ちぢみ織りを採用したステテコで有名。今回紹介するのは、そのパンツ版。縦方向にシボ(凹凸)があるのが特徴のこの生地は、肌接触を減らし通気性もUP。夏に穿くには実に理想的。各3500円。(藤巻百貨店)
楊柳クレープとも呼ばれる生地は、縦方向に布が縮んだようなシボが生じているのが特徴。薄手で軽いうえ、綿100%でも吸汗、速乾、涼感に優れる伝統の機能素材だ。
[大阪]銭湯
銭湯で生まれたプロ納得の家庭用風呂洗剤
Kimura Soap[木村石鹸]
洗浄剤・クリーナー
大正13年創業の石鹸メーカーが、昭和30年代に開発した銭湯用の業務洗剤。こちらは、頑固な汚れを落としつつ肌に優しい同洗剤を、家庭用に改良したもの。さらに、除菌までしてくれる優れモノです。洗浄剤200g。700円。クリーナー150g。1280円。(木村石鹸工業)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。