MADE in MUSIC AtoZ【E】エリック・クラプトン
【傑作モノ×音楽の意外な関係】レッド・ウィング×エリック・クラプトン
音楽とは男の心から炎を打ち出すものでなければならない……。かのベートーヴェンがそう語る通り、昔から音楽には男のハート、もといブツ欲に火をつける何かが潜んでいるもの。知られざる音楽生まれのモノ・コト・ヒトをお届けします。
エリック・クラプトンが大のレッド・ウィング好きであることは、ファンを除き意外に知られていない。
アルバム『From The Cradle』のジャケット裏がこちら。クラプトンがこれだけ支持すればロックミュージシャンから信頼が厚くなるのも頷ける。
その敬愛っぷりときたら、1994年にリリースされた『From The Cradle』というアルバムのジャケット裏にスーパーソール#204を掲載したり、2001年にはブランドとクラシッククラプトンという限定コラボを作ったりしたほど。
大のレッド・ウィング好きのエリック・クラプトン
ちなみに#204は『Motherless Children』のビデオクリップでも本人が履いて登場しています。’90年代にアメリカ市場で製造中止となってしまったものの、日本市場では今なお、#8804という品番で製造が継続されているから、クラプトンを気取るならこのモデルに尽きます。
RED WING[レッド・ウィング]
スーパーソール 6インチ モックトゥ 8804
’80年代前半から発売していた#204がベースのモデル。アッパーに対して成形と接着を同時に行う、独自のスーパーソール製法を採用。2万8700円。(レッド・ウィング・ジャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。