特集・連載
ユナイテッドアローズの派生レーベルを1分でおさらい
ユナイテッドアローズの“BULL” 進化する老舗を標榜し、日本のセレクトショップの草分け的存在であるユナイテッドアローズ。気づけば30周年を迎えました(祝)!! 常にみんなの「欲しい心」のど真ん中を射抜いてきた30年! その集大成としてわれわれが惚れ込んだ逸品をピックアップしました。次に魅了されるのはあなたの番です! この記事は特集・連載「ユナイテッドアローズの“BULL”」#01です。
UA(ユナイテッドアローズ)が創業時から掲げているスローガンが「進化する老舗」。その名前の通り、時流に応じた“欲しい”から生まれたレーベルやコンセプトショップが数多くあります。
買ったモノやよく行くショップを振り返れば、あれもこれもユナイテッドアローズのレーベルだったなんてことも(笑)。そこで、ユナイテッドアローズのメインレーベルをちょっとおさらい。ここを覗けば、必ず欲しいに出会えますよ!
「進化する老舗」
UNITED ARROWS[ユナイテッドアローズ]
1989年 START
「あらゆるジャンルで最高のモノを扱う」&「最上の接客」をテーマに始まったご存知ユナイテッドアローズのフラッグシップレーベル。WHCやオールデンなどのド定番から旬なアイテムまで、最高品質の本モノが揃う。
1997年 START
THE SOVEREIGN HOUSE[ザ ソブリンハウス]
クラシックの真髄を追求した丸の内の名店
「sovereign(ソブリン)」=「至上の(形)」という名の示すとおり、ユナイテッドアローズのなかでもハイエンドなストアレーベル。大人のための超一流品のみを取り扱う、丸の内の名店だ。
2000年 START
District UNITED ARROWS[ディストリクトユナイテッドアローズ]
創造性と職人精神を標榜し服を楽しむ
クラシコ全盛時にアンチテーゼのように生まれ、先端デザイナーをセレクト。反面、ニューバランスの2000番台にイチ早く注目するなど、ディストリクト発信の通なスタイリングは数知れず。
2007年 START
Camoshita UNITED ARROWS[カモシタ ユナイテッドアローズ]
海外でも評価される世界のカモシタ
ユナイテッドアローズの創業メンバーであり、同ブランドのクリエイティブアドバイザーである鴨志田氏が、自らディレクターを務めるレーベル。海外でも賞を獲得するなど、世界的に評価が高い。
2010年 START
UNITED ARROWS&SONS[ユナイテッドアローズ&サンズ]
大人が着られるストリートカルチャー
ユナイテッドアローズの敏腕バイヤーであった小木“Poggy(ポギー)”基史氏がディレクターを務めるコンセプトレーベル。氏のスタイル同様、クラシックとストリートのミックスを得意とする。
カジュアルラインブルーレーベルが進化
ギンガムチェックのBDシャツがこのレーベルを象徴していたように、老若男女のためのベーシックなカジュアルウェアを展開していた。「ビューティ&ユース」の前身である。
「美しく若く」
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS[ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ]
2006年 START
ブルーレーベルから発展して生まれたカジュアルウェアを得意とするレーベル。ベーシックなアイテムもどこかヒネリを加えて、自由な発想と、服を着る楽しさ、遊び心を与えてくれる。
1994年 START
monkey time BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS[モンキータイム ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ]
ストリートとモードの感性のミックススタイル
ブルーレーベルで誕生したオリジナルレーベルであり、確かなモノ作りをベースに、ストリートの自由な発想とモードの感性のミックススタイルを基調としたスタイル提案を行う。
2013年 START
STEVEN ALAN[スティーブン アラン]
北米からやってきた著名人も愛する名ストア
1994年にNYにてオープンしたセレクトショップ。1999年にオリジナルブランドを立ち上げ全米で評価された後、2013年にユナイテッドアローズと提携し日本進出。シャツにファンが多い。
2014年 START
EN ROUTE[アンルート]
着る東京をイメージしたレーベル
ファッションとスポーツを軸に、都会的なライフスタイルをコンセプトにしたレーベル。とくにランニングに力を入れており、ランステーションなどもショップに併設していた。
2016年 START
H BEAUTY&YOUTH[エイチ ビューティ&ユース]
東京に根ざしたスポーツカジュアル
東京大人のクールな服をテーマに、ジェンダーレスなど現代的なエッセンスを組み込んだレーベル。古着をバイイングするなど、ユナイテッドアローズのなかでもかなり異色の存在だ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。