日本を代表するプロダクトデザイナー“柳 宗理”にも浅からぬ縁が!? バウハウスって改めて凄っ!
【J】apan
日本を代表するプロダクトデザイナーとの関わり
日本人でバウハウスに留学したとされているのは4名。そのうち初の日本人バウハウス学生・水谷武彦は、後に東京美術学校などで教鞭を執りました。その講義を通じてバウハウスを知り、デザインを志したとされるのが、かの柳 宗理。日本を代表するプロダクトデザイナーにも浅からぬ縁が繋がっているとは、改めて凄っ!
最初の日本人留学者、水谷武彦から影響を受ける
SORI YANAGI
柳 宗理
20世紀の日本を代表するプロダクトデザイナー。父は民藝運動で知られる柳 宗悦。右で挙げるさまざまな名品を手掛けた。ちなみに“そうり”は通称で、本名は“むねみち”。へぇ~。
TENDO MOKKO
天童木工のバタフライスツール
ミッドセンチュリーモダンのデザインに影響を受け、プライウッド(曲げ木)で作製した柳 宗理の代表作。1956年に発表され、ミラノトリエンナーレで金賞を受賞。W42×H38.7×D31cm。4万7000円。(天童木工ストア)
キッチンの名作も多数生み出す
NIHON YOSHOKKI
日本洋食器の柳 宗理シリーズ
持ちやすく、口当たりもよく、食事が美味しく感じる“まぁるい”ステンレスカトラリー。シンプルな蓋付きの片手鍋は、注ぎやすい口の形状が秀逸だ。ディナースプーン850円、同フォーク850円、同ナイフ1500円。片手鍋22cm。8000円。(以上、日本洋食器)
品質を保証するマーシャンマーク付き
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。