ナバホなやちむんは国境を超えた芸術作品だ!
オキナワ伝統の焼物にアメリカ伝統の柄をON
“やちむん”とは沖縄伝統の焼物のこと。厚みのあるぽってりとした形状や雄大な絵付けが特徴で、昨今では海外のコレクターも急増中の日本を代表する民芸品です。
さまざまな作家や窯元が存在しますが……、グッドルッキング視点なら、オールズのやちむんがカッコよすぎっ!! なんせ作り手の佐藤陽介氏は、ラルフ ローレンなどで活躍した後、やちむん作りを学んだという、稀有な米国ヴィンテージ視点の持ち主。じゃなきゃ、やちむんにナバホ調の柄をのっけちゃうなんてボーダーレスな発想生まれないでしょ?
米国中西部のレッドロック風の赤土と黒い釉薬が使われた器は、素地の赤土をのぞかせることで柄を表現した技あり意匠。やちむんでは珍しい洋風平皿ってトコも高ポイントです。
料理を盛っても、飾っても映えるナバホなやちむん。もはや、日用品を超えた芸術作品の風格です!
ORRS[オールズ:沖縄]
やちむんプレート/ゴブレット
ナバホのオールドバスケットなどの柄をモチーフに、米国中西部のレッドロックをイメージした独自にブレンドした赤土で表現。少量生産につき、完売の場合あり。プレート(大:Φ33cm)1万5000円、プレート(中:Φ23cm)9000円、ゴブレット(Φ9cm)4000円。(以上、オールズ)
ゴブレット


※表示価格は税抜き
[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。