Felisi フェリージの1041

フェリージの1041

出た〜っ!……なんて夏場に叫んだらおばけでも現れたのかと誤解されちゃうかもしれませんが、実はそれ……当たらずとも遠からず。なんと、かつておばけ級に売れまくった“コロコロ”に新型が仲間入りしたんですから! 

そもそもビギンがフェリージの名財布“3500”を激推ししたのは2000年代初頭。中身を詰めてコロコロ太らせて使うことを前提とした独自の蛇腹構造と、それがもたらすコロッとしたルックスから“コロコロ”と命名。

するとこれが’80年代から存在していた隠れ名品にスポットを当てる契機となり、大ヒットすることとなりました(エッヘン)。で、このフェリージの“1041”はその正統後継者。コロコロ特有の蛇腹構造はそのままに、ポケットを5室から2室に省略してスマートウォレット化してるんです。だから“スマコロ”と命名させていただいた次第!

ただ小型化しただけじゃないところが正統たる所以。一枚革に折り目をつけて作られた蛇腹マチ、レザータッセル付きのジッパープル、美しく磨き抜かれた切り目仕様のコバ等々、イタリアの職人技を生かした意匠はちゃ〜んと受け継いでるんです。

エイジングがグングン進むバケッタレザーをはじめとする多様な革をラインナップし、選びの楽しさを用意してるところも不変。キャッシュレス化の波に則しながら、モノ好きの心もキッチリ満たしてくれます。

中身がパンパンに詰まった財布がステータスとして映ったのは、もう平成以前のお話。今は肩肘張らず自然体♪という“スラウチ”マインドが大切なんです。

そんな世相に合致するスマウォは、増税前の一点買いにもうってつけ! 今を生きる人々をスマイルにする良品ゆえ、スマッシュヒットも確実でしょう。
 

サイズ変遷をオサライ

コロコロが5ポケットを備えているのに対して、スマコロは2ポケットに簡略。閉じてるときのマチ幅こそ変わらないものの、広げたときの幅はスマコロのほうが断然スリム。キャッシュレス化が進む令和には十分でしょ?
 

Begin命名“コロコロ”がスマートになったって〜!?

フェリージの3500をBeginがコロコロと命名

この愛らしい蛇腹財布を“コロコロ”と名付けてプッシュし始めてから早20年弱。スリム化した“スマコロ”もまたおばけヒットすることを願ってやみません!
 

命名“スマコロ”

Felisi フェリージの1041

同社が日本に上陸した’87年、その2年後に発売された代表作“コロコロ”をスリムにアップデート。お馴染みの蛇腹構造は健在だ。茶はバケッタレザー、黄はシボ革、紺はクロコ型押し革を使用。上/3万9000円。中/4万2000円。下/3万9000円。コロコロ大/5万9000円。コロコロ/5万3000円。

(問)フィーゴ
☎ 03-5772-8348
https://www.felisi.net/
 
※表示価格は税抜き


[ビギン2019年10月号の記事を再構成]写真/工藤 恒(アルフォース) 文/黒澤正人

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