CALMAN THOLOGY カルマンソロジー A918 ロングウイングチップ

コアな靴好きの間でメロメロ~♡が続出!
カルマンソロジーのウイングチップ

昨年デビューした途端、コアな靴好きたちがスゴい!と色めきたった「カルマンソロジー」。その魅力はご覧のとおり、とにかくフォルムが美しい!!

しかも小手先ではなく、日本人のカカトの細さが欧米の靴が合わない理由と看破したデザイナーが熟練の靴職人とともに作りあげた、歩きやすさを突き詰めながらもシャープで美しいフォルム♡ってのがソソるんですね。

運針もビスポークの靴か!ってほど細かく、こういう効率のよくないことをさらりとやっちゃうのは、職人気質の表れ。

じゃあ硬派一辺倒かといえばそうでもなく、段差付きトリプルソールをグッドイヤーウェルト×ブラックラピド(マッケイ)製法の併せワザで付けたり、さりげないウィットが同居する柔軟さは、海外老舗にはない魅力です。これぞニッポンが拓く本格靴の新境地といえましょう。

日本人の足型に沿い、そして最も美しく見せる靴

CALMAN THOLOGY カルマンソロジー A918 ロングウイングチップ

造形の美しさにも職人の魂が宿る

CALMAN THOLOGY[カルマンソロジー]
A918 ロングウイングチップ

デザイナーは、国内シューズブランドで長年その辣腕を振るってきた金子 真氏。話題沸騰の本格靴ブランドより、ロングウイングが描くラインにまでこだわり抜いた、美麗極まる一足だ。アッパーの運針の細かさにも、思わず目を見張る。9万8000円。(カルマンソロジー)

 

つま先のすり減りを防ぐ真鍮製のトウスチール

CALMAN THOLOGY カルマンソロジー A918 ロングウイングチップ

トウからすり減ってしまうのは、あらゆるシューズの宿命。厚みのあるソールではとりわけ顕著にその傾向が表れるが、本作はこだわりの真鍮製トウスチールによって、摩耗を防いでいる。

トリプルソールを洗練させる巧みなデザイン

CALMAN THOLOGY カルマンソロジー A918 ロングウイングチップ

ビブラム製のゴムソールを用いた、トリプルソール構造の本作。厚みも相当あるが、段差を設けたり、ウエストに向けて薄くすることで、重さを感じさせない洗練のルックスに仕上げている。

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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