特集・連載
あのケロリンまで! 銭湯でもあった東西の違いって?
令和な今、改めて知りたい「関東 VS 関西」 もはや情報の差がなくなったインターネット社会。にも、かかわらず根強く残っているのが東西でのカルチャーの違いです。そこにはマジメな話や爆笑もんの理由だったりが隠されており……そこでオールジャンルをピックアップ! 令和の今、改めて知っておきましょう。 この記事は特集・連載「令和な今、改めて知りたい「関東 VS 関西」」#01です。
普段何気なく使っている道具。じつは当たり前に思っているいろんな道具が、東西で形や名前が違ったりします。これには文化や生活習慣が関わっていて……。なるほどTHE東西な、背景ある道具たちをみていきましょう。
入浴方法だってこんなに違う
(左・関西)合理的!? 中央にデーンと浴槽が! (右・関東)浴場の奥に浴槽がある(これは全国的な傾向)
昔ながらの銭湯にも東西の違いが。東京は浴場の奥に浴槽があり、関西は中央にあることが多い。
左・関東/右・関西
そして定番のケロリン桶。関東はカランから出る湯で体を洗う。ただ関西では浴槽からかけ湯をする習慣があり、関東サイズでは大きすぎると指摘され、小ぶりとなった。
関東のケロリン桶
もとは鎮痛薬ケロリンの広告がわり
関西のケロリン桶
関東より直径が小ぶり
関東より深さも小ぶり
こんなモノまで東西に違いが……道具の呼び方が逆??
[左]東はスコップ、西はシャベル/[右]東はシャベル、西はスコップ
マジでっ!?、ウソやろ!?、と思うかもしれませんが、東日本と西日本でビックリするくらい真逆で呼ばれてるスコップとシャベル(笑)。ちなみにJIS規格では右の小型がスコップ、大型はシャベルだそう。ただなぜ呼び名が逆になったかは、はっきりわからないんだとか。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。