普段何気なく使っている道具。じつは当たり前に思っているいろんな道具が、東西で形や名前が違ったりします。これには文化や生活習慣が関わっていて……。なるほどTHE東西な、背景ある道具たちをみていきましょう。今回は日本の夏といえば……なうちわと扇子を比較。さぁ、あなたのお“家は”(うちわ笑)どっち!?

関東の「房州うちわ」&関西の「京うちわ」

関東の房州うちわと関西の京うちわ
(左・関東)「窓」が美しい房州うちわ/(右・関西)「差し柄」構造の京うちわ

房州うちわは持ち手が丸く、半円で格子模様が美しい「窓」が見所。うちわ面と柄が一本の竹で作られ、クラフト感が漂う。

南北朝時代からある京うちわは、うちわ面と柄を別に作り、あとから柄を差し込む「差し柄」構造が特徴だ。

扇子もセンスの違いが出ます

関東の江戸扇子と関西の京扇子
(左上・関東)江戸扇子/(右下・関西)京扇子

京都発祥の扇子は、江戸でも独自に発展。大きな違いは、京都扇子は特化した技を注ぐ分業制、江戸扇子は熟練の職人が一貫生産すること。

また京都は華美な図柄が目立つが、江戸は男性的で落ち着いたものが多い。扇骨の数も京が多く、江戸が少なくなっている。

※表示価格は税抜き


[ビギン2019年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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