特集・連載
「わかってる~」ってホメられる♡ 差がつくネイビースーツ、コレが正解!
スーツ選びの実況中継 ビジネスシーンの多様化により、着こなしの自由度はUP♡ でも、その一方でスーツ選びの基準が曖昧になっているのも事実です。そこで、ドレス賢者のもとへ突撃取材を敢行! 10万円以下という適正価格で、今一度“スーツのベーシック”を学びつつ、最適“買い”へ導きます! この記事は特集・連載「スーツ選びの実況中継」#02です。
ビジネスシーンに相応しい上品な色気を演出できる技ありの柄
今も昔も、ネイビースーツはスーツの基本にして王道です。ただ、さすがに無地ばかりだとマンネリが気になるわけで…。
そこでネイビーをシンボルカラーに位置づけ、毎シーズン多彩なネイビースーツを揃えるエディフィスに次なる一手を聞いてみました。
「ずばりネイビーの同系色ストライプがベストな選択です。上級者的なイメージが強い柄ですが、ベースと同系色、つまりネイビーやブルー系のストライプなら悪目立ちせず、さりげなくお洒落を演出できます。さらにこのスーツのように柄の間隔が2cmくらいまでのものなら、派手な印象に映らないのでビジネス向きです」(愛宕さん)。
なるほど、洒脱なストライプでありながら、柄の主張が控えめゆえ着こなしも簡単。
「あとはベースのネイビーが若干明るい、青みが強めの色を選べば、着こなしの鮮度も高まります」。
“わかってる感”を演出できる同系色ストライプ。2着目に買うべきネイビースーツは、これに決まりでしょ?
教えてくれるのはこの方
エディフィス バイヤー
愛宕勝彦さん
1974年三重県出身。ショップ時代からドレス畑一筋で、クラシックにモードやカジュアルなエッセンスを加えたスタイリングが◎。
《スーツ弱虫マスイの実況中継》
ネイビースーツ編
《BEST BUY》
安心感がありつつも、ワンランク上の着こなしができる!
EDIFICE
エディフィスのストライプスーツ
エディフィスのハウススタイルを踏襲した細身の段返り3つボタンスーツ。生地にはなめらかな肌触りと上品な艶を併せ持ち防シワ性にも優れる、伊ロロ・ピアーナ社のジーランダー ドリームを使用。同系色ストライプに沿うようにシャドウストライプが配されているため、柄の存在感が程よく強まっている。8万8000円(エディフィス 新宿)
《STYLE CHECK》
ストライプの三重奏でVゾーンに華やぎを
差をつけるなら断然ストライプ・オン・ストライプ。肝はシャツとタイの色みは揃えつつ、ストライプの間隔を揃えないこと。意外とスッキリまとまります。
エディフィスのシャツ1万2000円、ニッキーのタイ1万5000円、ステファノ ビジのチーフ5000円(以上、エディフィス 新宿)
V-ZONE VARIATION
大人の品格を醸し出すイタリア流のカラーコーデ
アズーロ・エ・マローネ(ネイビー×ブラウン)と呼ばれる、イタリアの洒落者が好む色合わせだ。エディフィスのシャツ1万2000円、ニッキーのタイ1万6000円、同チーフ7000円
インディゴブルーが効いたアメトラ風Vゾーン
シャンブレーのセミワイドカラーシャツと、デニム風の風合いを持つレジメンタイでアメトラに。エディフィスのシャツ1万2000円、ステファノ ビジのタイ1万6000円、ニッキーのチーフ7000円(以上、エディフィス 新宿)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。