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ロッジのキャンプオーヴン10インチDeep  拡大写真

一生モノどころじゃない、孫まで引き継ぐ黒い家宝

「男子厨房に入るべからず」なんて昔の話。料理男子が支持を集める今、持つべき調理器具として再三プッシュしているのが、ロッジのダッチオーブンです。

アメリカの西部開拓時代から使用される原始的な鋳鉄の万能鍋は、キャンプやアウトドアのみならず今や家でも愛用される人気モノ。料理初心者を救う本誌の連載「入れるだけ~♪」でもお馴染みですよね。

鋳鉄特有の蓄熱性の高さや鉄の自重を利用した簡単調理方法もポイントですが、今買うべき一生モノとして注目すべきところは「ブラックポット」と呼ばれるダッチオーブン特有の経年変化。

ロッジのキャンプオーヴン10インチDeep 商品写真

Lodge
ロッジのキャンプオーヴン10インチDeep

こちらはエイアンドエフ所有の実用サンプル。10年以上前に日本限定で展開されていたときの一品となるため「JAPAN DUTCH OVEN SOCIETY」の文字が刻まれたパッチが蓋に付く。そこ以外はすべて現行と同じデザイン。1万4500円(エイアンドエフ)
 

成長をリセットしてしまわないお手入れを心掛けています

A&Fカントリー本店 平戸さん
A&Fカントリー本店 店長:平戸隆志さん

「長年使っていると表面が酸化鉄でコーティングされ、テフロン加工顔負けのツルツルした表面に。すると料理が焦げつかずに済むばかりか、男心くすぐる黒光りしたルックスに育つんです」と、A&Fカントリー本店の平戸さん。調理器具は数あれど、自分で育てる感覚はダッチオーブンならでは。
 

about 15 years old ブラックポット一歩手前!

ロッジのキャンプオーヴン10インチDeep ブラックポット一歩手前の写真
敷居が高そうだけど、じつは超簡単! ダッチオーブンは男の料理の強いミカタ。料理を作ってはケアを繰り返して、ブラックポットという究極ギアに育てる。

「ブラックポット化するまで毎日使って約7年、週一くらいだと何十年と言われ、育てきるのは厳しい道。ゆえに所持者=ダッチオーブン玄人とされ、羨望の眼差しを受けることも」と平戸さん。

「ですが、基本はお湯洗いと油を塗るだけの簡単メンテナンス。また、頑丈だからちょっとやそっとでは壊れず、アメリカでは親子3代にわたって愛用されるなんて話も聞きます。まさに男の一生モノに相応しい調理器具ではないでしょうか」。
 

そもそもブラックポットってなんだ?

ブラックポット化したダッチオーブン写真

「ブラックポット」とは長年使い込むことによって、光るような漆黒にまで色が変化したダッチオーブンの通称です。その正体は料理⇔ケアを繰り返すことで表面に生まれる酸化鉄のコーティング。

このコーティングこそが目に見えない表面の孔を埋め、油を使わずとも料理が焦げ付かない魔法の調理器具を生み出すのです。

ちなみに写真上右側は昔のロッジのダッチオーブン。ご覧のような銀色から、使い続けることで黒く変化したダッチオーブンを最初はブラックポットと呼んでいたそうな。
 

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