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電動アシスト自転車というと、買い物用や子ども乗せなどいわゆる”ママチャリ”タイプのものを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、近年はロードバイクやクロスバイクのようなスポーツタイプのものが急増しています。こうしたスポーツタイプの電動アシスト自転車は「e-Bike」と呼ばれ、世界的に一大ムーブメントになっているほど。2017年頃から国内でも一気にラインナップが充実してきている「e-Bike」の魅力と、注目モデルをご紹介しましょう。

【e-Bikeの魅力その1】電動アシストに見えないデザイン

ママチャリタイプの電動アシスト自転車は大きなバッテリーやモーターユニットを搭載していて、やや野暮ったいデザインであることが多いですが、「e-Bike」はスポーツタイプらしいスッキリしたデザインが特徴。バッテリーはフレームと一体でデザインされており、コンパクトなモーターユニットを採用するなど、一見すると電動アシストに見えないモデルもあります。それでいて、後述のようにアシストはパワフルで走行距離も長いのが一番の魅力でしょう。


コンパクトなモーターユニットと、フレーム一体のバッテリーがe-Bikeの特徴。

 

【e-Bikeの魅力その2】パワフルでコントローラブルなアシスト

国内で販売されている電動アシスト自転車は、法規によってアシスト力は最大でも人がペダルを踏んだ力の2倍までと規定されています。また、時速10kmを超えると徐々にアシストを弱めていき、時速24kmでゼロにしなければなりません。そのため、スポーツタイプの「e-Bike」であっても最大出力はママチャリタイプと変わりません。
大きく違うのはアシストの制御。ママチャリタイプの電動アシスト自転車が、ペダルを踏むとガクッと前に出る力がかかるのに対して、「e-Bike」と呼ばれるモデルの多くはペダルを踏んだ力に、きれいにアシストが上乗せされていくような感覚が味わえます。漕ぎ出しこそややおとなしく感じるかもしれませんが、ペダルの回転数が上がるに従って、伸びやかな加速が感じられるはず。ママチャリタイプに比べて緻密な制御で、人の感覚に合わせたアシストが提供されるので、自転車好きも満足できる乗り味です。


ペダルの軸(クランク)と同軸でアシストが提供されるモーターユニットは、アシスト感もナチュラル。

【e-Bikeの魅力その3】100kmを超えるアシスト距離

最近の電動アシスト自転車は、ママチャリタイプでも80km近いアシスト距離を実現しているモデルが増えていますが、スポーツタイプの「e-Bike」では100km以上のアシストを可能にしているモデルがほとんど。ロードバイク乗りには1日に100km程度のツーリングに行く人も少なくないが、そうした長距離ツーリングにも対応できる性能を持っているのです。
また、実際に乗ってみると、アシストが利かなくなる速度域で走り続けることができるので、カタログ値よりもバッテリーは長くもちます。軽快な乗り味と、長い航続距離で行動範囲を飛躍的に広げてくれる乗り物が「e-Bike」なのです。

 

ロードバイクタイプのおすすめモデル

ここからは、現在販売されている「e-Bike」のおすすめモデルをタイプ別に紹介していきましょう。まずは、ドロップハンドルを装備したロードバイクタイプのモデルです。

クロスバイクタイプのおすすめモデル

フラットなハンドルで、初心者にも乗りやすいクロスバイクタイプも人気のあるジャンル。国産メーカーだけでなく、海外ブランドからもリリースされています。買いやすい価格も魅力のひとつでしょう。

マウンテンバイクタイプのおすすめモデル

世界的に見ると「e-Bike」の中でも最も盛り上がっているのがマウンテンバイク(MTB)タイプ。強力なアシストを活かして山道を登り、ダウンヒルを楽しむような遊び方が人気です。このジャンル、日本でも人気が高まってきそうです。


構成・文/増谷茂樹

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