特集・連載
約100年前のアウトドアブーツを復刻してみたら……
BORN IN U.S.A CATALOG 2018 アイビーファッションにアウトドアギア、ミッドセンチュリー家具、etc.アメリカを代表するアイテムに今季異変が!? 本特集で扱うのは、今一番ワクワクする“老舗の新鮮”。今まで見てきたのとなんか違う、そんなフレッシュなアメリカものをお届けします! この記事は特集・連載「BORN IN U.S.A CATALOG 2018」#07です。
あれ!? スニーカーみたいに歩きやすい!
さすがアウトドア大国アメリカでは、100年前のブーツもカッコいい! というわけで、レッド・ウィングが掘り起こしたアーカイブがこのアウティングブーツ。
スニーカーがなかった1920年代、ハイキングや屋外の余暇スポーツ用に作られた正真正銘のアウトドア靴なんです。
しなやか革のアンラインド&先芯なしのフラットボックス仕様が生み出すフィット感&返りのよさが特徴で、つまり最初からスニーカーみたいに歩きやすい。現代の街履きにもモッテコイの傑作楽チンブーツってワケです。
ヘビーデューティな見た目なのに、履き始めからフィット感&返りが上々!
レッド・ウィング
1920s アウティング ブーツ
アイステイ(ハトメが並ぶ補強革)がトウまでのび、アッパー側面に切り替えがないパターンは後年、スニーカーのデザインに影響を与えた。メイン写真は、茶色の下地に黒をのせたいわゆる“茶芯”の「ブラック・プレーリー」レザー製で、エイジングも楽しみ! 全3色展開。各3万7000円(レッド・ウィング・ジャパン)
20年代アウトドア向けソールを再現&採用
ビブラム登場以前の’20年代にラグパターンを採用した画期的なアウトドアソール、グロコード「キングB」を復刻。
20年代のカタログに掲載されたイラストを参考に、当時の姿を再現。
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。