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個人間カーシェアリングイメージ

コレ、かなり賢い選択! 試さない手はない

国土交通省によると日本の自家用乗用車の年間平均走行距離は1万0575㎞。ということは1日あたりは約29㎞だから、時間換算すると低速走行の街中でも約1時間ほど!

つまり24時間のうち、クルマがONなのはたった1時間で残りの23時間はOFFということになります。OFFの間にも維持費等がかかっていることを考えれば、経済的にはかなり非効率。

そこで注目されているのが個人間カーシェアリング。誰かに愛車をシェアしてもらうことでOFFを有効活用する、ってワケなんです。

ここでは、敏腕モータージャーナリストの石井さんに、そんな個人間カーシェアリングについて初心者でもわかりやすく教えていただきました。

 

教えてくれる先生

石井昌道さん写真

モータージャーナリスト
石井昌道さん

レースの参戦経験を持つモータージャーナリスト。日々、国内外で行われるニューモデルのテストドライブを精力的に行う。専門誌、一般誌でも人気の敏腕。

 

モータージャーナリスト・石井さん熱弁!
「個人間カーシェア」とは?

個人間カーシェアリングしくみ画像

シェアリングエコノミー先進国のアメリカでは活発な動きとなっていて、日本でもすでにブームの兆しを見せ始めています。

いろいろと心配もあると思いますが、紹介するAnycaでは厳格なルールを用いて解消。カーシェアを通じて人とクルマの関係を気軽で楽しいものにしたいとの思いで運営しているとのこと。

重すぎる経済的負担から解放されれば、クルマは生活を豊かに彩る最高のパートナー! オーナーもドライバーも、皆がハッピーになるのでは?

 

Anyca[エニカ]とは

Anycaロゴ

個人間による新しいカーシェアサービス。クルマを所有するオーナーは維持費が軽減できるので欲しいクルマを所有しやすくなり、クルマを使いたいドライバーは幅広い車種を選べるので最高のクルマ体験がより身近になる。

 

石井さんに気になる
初心者ギモンをぶつけてみた


Q. トラブルないの?
A. かなりルールを厳しくし、システムを保っている。

  • 厳格な個人認証
  • レビューの徹底
  • 原則、対面渡し
  • 保険は自動加入
  • …etc.

    運営会社のDeNAは、安全のために東京海上日動と連携した保険補償システム、メール・電話による365日・24時間のカスタマーサポート、ユーザー一人一人の登録情報の確認などを実施。信頼関係の構築にも注力しています。

     


    Q. ぶっちゃけどれくらい得する?
    A. プリウスで5000円/1日くらいです。

    プリウス TOYOTA 2010画像
    プリウス TOYOTA 2010
    5000円/1日

    チンクチェント FIAT 2016画像
    チンクチェント FIAT 2016
    5000円/1日

    ロードスター MAZDA2015画像
    ロードスター MAZDA2015
    8000円/1日

    エルグランド NISSAN 2003画像
    エルグランド NISSAN 2003
    6800円/1日

    E-CLASS MERCEDES BENZ 2014画像
    E-CLASS MERCEDES BENZ 2014
    11000円/1日

    オーナーは上限金額の範囲内で使用料を決めます。ドライバーからの問い合わせが多くなる適正な料金はケースごとに異なりますが、ちょこちょこと変更してそれを探るのも手。

    東京23区内にクルマの受け渡し場所を設定し、1回以上シェア経験をしたオーナーの平均受け取り額は約2万5000円。上記は現在サイト上に載っていた抜粋だが、多種多様で価格設定もオーナーによってさまざま。

     


    Q. ちなみにどんな車種があるの?
    A. 国産/輸入車問わず、650車種以上もある!!

    650以上におよぶ車種バリエーションの広さが、一般的なレンタ
    カー/カーシェアにはない魅力。

    憧れのスポーツカーやヒストリックカー、爽快なオープンカーなど、所有するには覚悟が必要なクルマにも手軽に乗ることができます。

    趣味が合うオーナーさんと話がはずんで、気がつけばその世界にどっぷり浸っちゃってた、なんてこともある!?

     

    かなり強力なラインナップ
    (全部ライバルですが(笑))

     

    ※表示価格は税抜き


    [ビギン2018年10月号の記事を再構成]文/石井昌道 編集協力/ユニット・コンパス

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